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近現代日本の「反知性主義」
本体2,800円+税
ISBN 9784750348742
判型・ページ数 4-6・288ページ
出版年月日 2019/07/31
フォーマット 価格
単行本 2,800円+税
電子書籍 2,240円+税

近現代日本の「反知性主義」 (単行本)

天皇機関説事件からネット右翼まで

明治の日本に持ち込まれた西欧啓蒙主義。しかしその受容は表層的なものでしかなかった。経済状況が逼迫する1930年代、そして閉塞感の漂う今日、大衆の憎悪はその「虚構性」に向けられたのだ。公共意識の創造、民主主義の再生はいま、可能なのだろうか。
 はじめに

第一章 「ネット右翼」――現代の「反知性主義」の一現象

第二章 日本的啓蒙とは

第三章 「憎悪」の精神の形成

第四章 昭和期の解体――天皇機関説事件

第五章 三島由紀夫――戦後日本に対する呪い

第六章 丸山眞男――戦後日本の思想構造

 結び――われわれの前に待ち受けているもの

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