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貧困研究 Vol.27
本体1,800円+税
ISBN 9784750353289
判型・ページ数 B5・128ページ
出版年月日 2021/12/30

貧困研究 Vol.27

日本における貧困研究の深化・発展、国内外の研究者の交流をはかり、貧困問題をさまざまな人々に伝えていく、日本初の貧困研究専門誌。特集「コロナ禍の影響を測る」、小特集「貧困調査の方法を学ぶ人のために――ホームレス研究を例として」。
 巻頭のことば[嶋田佳広]

特集 コロナ禍の影響を測る
 COVID-19の流行による低所得者への健康影響の現状と課題[西岡大輔]
 シングルマザーの居住貧困――コロナ禍の「ステイホーム」の現実[葛西リサ]
 新型コロナウイルス感染症拡大による子どもへの影響[阿部彩]
 コロナ禍における低所得層の経済的脆弱性――JHPSコロナ特別調査に基づく分析[石井加代子・山田篤裕]
 座談会:生活困窮者支援の現場から 2[新名雅樹・地優・中村祐太・島田将太/司会:岩永理恵]

小特集 貧困調査の方法を学ぶ人のために――ホームレス研究を例として[垣田裕介・北川由紀彦・後藤広史・丸山里美・山北輝裕]

連載 研究室探訪 3
 同志社大学 埋橋孝文研究室[阿部彩]

投稿論文
 自治体による子どもの貧困実態調査の全国的把握[梶原豪人・近藤天之・栗原和樹]


書評・図書紹介

書評
 朴光駿著『朝鮮王朝の貧困政策――日中韓比較研究の視点から』[木下光生]
 橋場典子著『社会的排除と法システム』[三田尾隆志]

 私の本棚:お茶でも飲みながら……[岩田正美]

図書紹介

 松村智史著『子どもの貧困対策としての学習支援によるケアとレジリエンス――理論・政策・実証分析から』
 全国生活と健康を守る会連合会・全日本民主医療機関連合会編『健康で文化的な生活とは何か――全国生活と健康を守る会連合会会員および全日本民主医療機関連合会共同組織の生活と意識に関する調査報告書』
 三宅雄大著『「縮減」される「就学機会」――生活保護制度と大学等就学』
 佐藤拓代著『見えない妊娠クライシス――誰にも言えない妊娠に悩む女性を社会で支える』

国内貧困研究情報
 貧困研究会2021年度連続セミナー 第1・2回報告[田中智子・浦川邦夫]

貧困に関する政策および運動情報 2021年1月~2021年6月[松村智史・吉村さくら]

 貧困研究会規約
 原稿募集及び投稿規定
 投稿原稿執筆要領及び表記方法
 編集後記

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