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移民研究年報 第27号
本体3,000円+税
ISBN 9784750352220
判型・ページ数 B5・100ページ
出版年月日 2021/06/15

移民研究年報 第27号

検証が未着手のテーマを追究した「ハワイの捕虜収容所を訪ねた日系・沖縄系移民」「新二世の帰還移住と『ホーム』の構築過程」「日本のネパール人留学生と移住インフラストラクチャー」「20世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人」の4論文を掲載。
論文
ハワイの捕虜収容所を訪ねた日系・沖縄系移民――文化交渉の一形態[秋山かおり]
新二世の帰還移住と「ホーム」の構築過程――グアムから日本に進学した大学生を事例に[芝野淳一]
日本のネパール人留学生と移住インフラストラクチャー――ネパールの国際教育斡旋業者と日本の日本語学校の協働関係に着目して[鈴木伸隆]


研究ノート
20世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人――日系新聞を手がかりに[駒込希]


書評
菅(七戸)美弥著『アメリカ・センサスと「人種」をめぐる境界――個票にみるマイノリティへの調査実態の歴史』[大井由紀]
和泉真澄『日系カナダ人の移動と運動――知られざる日本人の越境生活史』[吉見かおる]
佐々木剛二著『移民と徳――日系ブラジル知識人の歴史民族誌』[根川幸男]
石田智恵著『同定の政治、転覆する声――アルゼンチンの「失踪者」と日系人』[堀江里香]
秋山かおり著『ハワイ日系人の強制収容史――太平洋戦争と抑留所の変遷』[松平けあき]
リーペレス ファビオ著『ストレンジャーの人類学――移動の中に生きる人びとのライフストーリー』[原めぐみ]
根川幸男著『移民がつくった街 サンパウロ東洋街――地球の反対側の日本近代』[河上幸子]


新刊紹介
中山大将著『国境は誰のためにある?――境界地域サハリン・樺太(歴史総合パートナーズ⑩)』[岡本智周]
蘭信三・川喜田敦子・松浦雄介編『引揚・追放・残留――戦後国際民族移動の比較研究』[山本明代]
海外移住150周年研究プロジェクト編『遙かなる「ワカマツ・コロニー」――トランスパシフィックな移動と記憶の形成』[大原関一浩]
上智大学アメリカ・カナダ研究所編『北米研究入門2――「ナショナル」と向き合う』[兼子歩]
田辺明生・竹沢泰子・成田龍一編『環太平洋地域の移動と人種――統治から管理へ、遭遇から連帯へ』[高木(北山)眞理子]
経済協力開発機構(OECD)・欧州連合(EU)編著『図表でみる移民統合――OECD/EUインディケータ(2018年版)』[山田亜紀]
関根政美・塩原良和・栗田梨津子・藤田智子編著『オーストラリア多文化社会論――移民・難民・先住民族との共生をめざして』[昔農英明]
吉田亮編『変容する「二世」の越境性――1940年代日米布伯の日系人と教育』[佐藤麻衣]


2020年度日本移民学会活動について(委員構成、国際ワークショップ・冬季研究大会報告、会則、学会賞表彰規程)
特集論文・研究ノートの募集
編集後記
日本の「非正規移民」
日本の「非正規移民」

日本の「非正規移民」(電子書籍)

五色のメビウス

五色のメビウス(単行本)

 
五色のメビウス

五色のメビウス(電子書籍)

日本社会の移民第二世代
難民とセクシュアリティ
 
日本の移民統合

日本の移民統合(単行本)

日本の移民統合

日本の移民統合(電子書籍)

アンダーコロナの移民たち
 

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