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ワセダアジアレビュー No.23
本体1,600円+税
ISBN 9784750351667
判型・ページ数 A4変・80ページ
出版年月日 2021/02/25

ワセダアジアレビュー No.23

地域研究の学術的成果を、カラー図版解説などを交えて広く一般読者に発信するジャーナル。今号の特集は、ポスト・コロナ禍の地域間協力と新世界秩序の模索、分断化の行方――アメリカ合衆国とメキシコにおける社会運動と人の移動、中国と香港の現在の3本だて。
巻頭言 地域・地域間研究機構ORISが2期目に入りました[吉野孝]

フィールドから① 三つの危機に直面するレバノン[鈴木恵美]

Photo Essay 現地調査報告 モルディブ・東ティモール[上杉勇司]


変わりゆく世界:地域間研究再考


特集Ⅰ ポスト・コロナ禍の地域間協力と新世界秩序の模索

「一帯一路」構想を巡る日中の援助競争と協力の可能性――コロナ禍時代をのりこえて[大門毅]

石油・天然ガス資源をめぐるアフリカ国家間関係――大局を見るセネガルと大局を知らないギニアビサウ[淺野塁・長辻貴之]


特集Ⅱ 分断化の行方――アメリカ合衆国とメキシコにおける社会運動と人の移動

メキシコ・ユカタン州ペト市からカリフォルニアへの移民
――ジェネシスからブームへ(1980-2008)[渡辺暁]

アメリカの人種差別反対デモの行方[前嶋和弘]

米墨国境地帯に移住・集結するメキシコ高度人材――ティフアナの新しい姿[永田夕紀子]


特集Ⅲ 香港と台湾の現在・未来・過去

「辺境東アジア」――香港と台湾のリベラリズムとデモクラシーの現在[平井新]

台港関係における「移民・難民」の歴史と現在[鶴園裕基]



独立論考① ヨーロッパにおける新型コロナと人の移動[鈴木規子]
独立論考② ドイツでの国際和解学会設立と2021年東京大会に向けて[浅野豊美]

フィールドから② 抑圧の歴史といかに向き合うのか――「メモリアル」の活動(ロシア)[立石洋子]

『ワセダアジアレビュー』バックナンバーのご案内
早稲田大学 地域・地域間研究機構(ORIS)活動記録/構成員

表紙写真:(C)特別非営利活動法人Little Bees International1
巻頭口絵写真 コロナ下のコロゴッチョ地区――ケニア・ナイロビ:(C)特別非営利活動法人Little Bees International[高橋郷]

活動紹介 一般財団法人CSOネットワーク活動紹介[長谷川雅子]

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