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アンダークラス化する若者たち
本体2,300円+税
ISBN 9784750351520
判型・ページ数 4-6・320ページ
出版年月日 2021/03/15
フォーマット 価格
単行本 2,300円+税
電子書籍 1,840円+税

アンダークラス化する若者たち (単行本)

生活保障をどう立て直すか

本書は、不安定な生活基盤、希薄な社会関係のなかで大人になり、アンダークラスに落ち込む若者の実態を明らかにする。そして、若者施策の前提となっている「親頼み」のメカニズムと限界をえぐりだし、アンダークラス化を防止するためにどのような社会編成が必要なのか、若者の現在から将来までの生活保障の必要性を提起する。


【書評情報・関連記事】
いま、アンダークラス化する若者たちに必要な支援は何か(じんぶん堂)
若者の2割がアンダークラス 非正規、低賃金、未婚でぎりぎりの生活 ――宮本みち子さんに聞く(じんぶん堂)
 はじめに 宮本みち子

第1章 若者問題とは何か (宮本みち子)

第2章 若者世界の分断と高校教育の変容
――社会的階層移動から社会的格差の再生産へ (青砥恭)

第3章 リスクを抱えた若者のキャリア形成支援
――10代後半の若者を中心に (佐藤洋作)

  コラム1 福祉サービスの器からあふれて、サポステに流入する若者たち (白水崇真子)

  コラム2 コロナ禍の中で若者に何が起こったのか (濵政宏司)

第4章 若者施策としての就労支援 (西岡正次)

第5章 アンダークラスを支える
――弱者の技法としての静岡方式 (津富宏)

第6章 社会的連帯経済と若者支援 (藤井敦史)

第7章 若者支援と中間的な働く場づくりの可能性
――K2インターナショナルグループの取り組みから (岩本真実)

第8章 家族扶養・正規雇用の相対化から見える若者への社会保障
――横浜市における新型コロナ禍前後の取り組みを事例に (樋口明彦)

第9章 日本の若者政策における「若者問題」
――就労支援と複合的な困難の位相 (濵田江里子)

コラム3 ソウル市における青年ガバナンスの発動と「青年手当」 (大草稔・小堀求)

第10章 困難を有する若者支援の法制度と自治体法政策
――相談・救済・多機関連携 (野村武司)

第11章 若者支援の政策理念
――地域密着型の社会的投資へ (宮本太郎)

本書をふりかえる (宮本みち子)
おわりに――若者の生活保障の展望 (佐藤洋作)

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