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生涯学習eプラットフォーム
本体3,200円+税
ISBN 9784750349763
判型・ページ数 A5・200ページ
出版年月日 2020/03/31

生涯学習eプラットフォーム

私の出番づくり・持続可能な地域づくりの新しいかたち

さまざまな人生の転機を迎え、人や地域との新しいつながりを求めて「生き直し」を模索する人々は多い。本書は、市民が教えて学び、市民講師として地域にデビューするための、また地域ぐるみでそのための「しくみ」や「場」を用意するためのヒントを提供する。
 はじめに

序章 ひとりひとりにとっての人生100年時代
 ひとりひとりのライフサイクルに起こる諸問題
 つながりの希薄化、人的資本の喪失
 人生100年時代、いかに「生き直し」できるか

第1章 市民講師デビューという創造的試行
 1.1 知識や経験を生かす
 1.2 人生の視界を変えた実践例
  1.2.1 喪失を乗り越えて70歳からの起業
  1.2.2 自立して仕事をすることへのチャレンジ
  1.2.3 定年を前に人との新たな関係づくり
  1.2.4 さまざまな生き直しのかたち
 1.3 市民講師デビューの動機は何か
  1.3.1 市民講師の意識調査
  1.3.2 市民講師の言葉を分析する
 1.4 市民講師デビューがもたらす意識と行動の変化
  1.4.1 実践して生まれるさまざまな気づき、学び、変容
  1.4.2 活動による意識の変化
  1.4.3 活動によるモチベーションの変化
  1.4.4 行動の変化
  1.4.5 キー・コンピテンシーの変化
 1.5 市民講師デビューによるアイデンティティの再構築
 1.6 市民講師になることの意味

第2章 市民講師になる
 2.1 市民講師による講座の姿
 2.2 実践の取り組み方
 2.3 教え合うコミュニティ形成のヒント
  2.3.1 学びにおける人と人の関係性
  2.3.2 学習コミュニティ形成過程を知る
 2.4 活動のスパイラルアップのヒント
  2.4.1 市民講師の自律的な活動に役立てるティーチング・ポートフォリオの活用
  2.4.2 地域での新たな活動への展開

第3章 市民の地域人材化を育てるプラットフォーム
 3.1 地域・社会の課題と市民への要請
  3.1.1 期待される市民参加
  3.1.2 国における検討の状況
  3.1.3 個の視点
 3.2 実践コミュニティを育てる
 3.3 プラットフォームの役割と機能
  3.3.1 プラットフォームの位置づけ
  3.3.2 ラーニング・シティ
  3.3.3 プラットフォームの仮説モデル
  3.3.4 プラットフォームの機能
 3.4 プラットフォームの設計
  3.4.1 プラットフォームへの参加を導くしくみの設計
  3.4.2 「おとなの総合的学習」としての学習支援設計
  3.4.3 創発が生まれるコミュニティ設計
  3.4.4 市民の知が集まる運営設計
  3.4.5 プラットフォームの構造要件

第4章 プラットフォームの実践例
 4.1 インターネット市民塾
  4.1.1 市民講師デビューを応援するインターネット市民塾
  4.1.2 市民による講座の企画と開催
  4.1.3 インターネット市民塾のプラットフォーム
  4.1.4 インターネット市民塾に参加する市民の状況
  4.1.5 eメンター活動(人的支援の実践)
 4.2 市民の出番づくり
  4.2.1 市民の出番づくりを応援する実践
  4.2.2 市民の出番づくりにおける課題の分析
 4.3 地域人材認定地域モデル
 4.4 市民の地域デビューを応援するネットワークづくり
  4.4.1 実践のねらい
  4.4.2 実施概要
  4.4.3 実施効果
  4.4.4 効果と課題
 4.5 海外の実践例
  4.5.1 ユーロパスと人材情報の電子化
  4.5.2 ローフォリオ・プロジェクト
  4.5.3 APL
  4.5.4 PDP

終章 プラットフォーム構築へのアプローチ
 市民塾ヒストリー
 さまざまな主体とアプローチ
 これからの取り組みのヒント


付録
 資料1 市民講師意識調査票
 資料2 学びを生かすワークシート
 資料3 講座企画ワークシート
 資料4 講座チェックシート
 資料5 講座検討ワークッシート
 資料6 講座設計書
 資料7 講座開講企画書
 資料8 講座物語
 資料9 活動プランづくりワークシート
 資料10 ユネスコ学習都市特徴項目リスト

 初出一覧
 引用・参考文献
 あとがき
 謝辞

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