本体2,600円+税
ISBN | 9784750349985 |
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判型・ページ数 | A5・256ページ |
出版年月日 | 2020/03/30 |
古代に真実を求めて 古田史学論集第二十三集
『古事記』『日本書紀』千三百年の孤独―消えた古代王朝―
古田史学の会 編
『日本書紀』編纂から1300年、ずっと隠されてきた大和朝廷に先立つ日本列島の代表王朝の存在がある。古田武彦の多元史観に基づく史料批判により『古事記』『日本書紀』の中に失われた九州王朝(倭国)の痕跡を探り出し、真実の古代史像を明らかにする。
巻頭言 『日本書紀』に息づく九州王朝[古賀達也]
特集 『古事記』『日本書紀』千三百年の孤独――消えた古代王朝
『日本書紀』をわたしたちはどう読めばいいのか[茂山憲史]
『記・紀』の「天」地名[新保髙之]
「海幸・山幸神話」と「隼人」の反乱[正木裕]
神武東征譚に転用された天孫降臨神話[古賀達也]
神功皇后と俾弥呼ら四人の筑紫の女王たち[正木裕]
継体と「磐井の乱」の真実[正木裕]
聖徳太子は九州王朝に実在した――十七条憲法の分析より[服部静尚]
天文記事から見える倭の天群の人々・地群の人々――七世紀の二つの権力[谷川清隆]
「大化」「白雉」「朱鳥」を改元した王朝[古賀達也]
白村江を戦った倭人――『日本書紀』の天群・地群と新羅外交[谷川清隆]
『旧唐書』と『日本書紀』――封禅の儀に参列した「筑紫君薩野馬」[正木裕]
壬申の乱と倭京[服部静尚]
コラム①『古事記』千三百年の孤独
コラム②『古事記』『日本書紀』の「倭国」と「日本国」
コラム③二つの漢風諡号「皇極」「斉明」
コラム④『日本書紀』は隠していない――近畿天皇家は九州にあった別の王朝の分家である
一般論文
なぜ蛇は神なのか? どうしてヤマタノオロチは切られるのか?[大原重雄]
伊都国の代々の王とは――「世有王」の新解釈[野田利郎]
対馬「天道法師」伝承の復元――改変型九州年号の史料批判[古賀達也]
『日本書紀』十二年後差と大化の改新[日野智貴]
コラム⑤「鬯(暢)草とは何か
付録 古田史学の会・会則
「古田史学の会」全国世話人・地域の会 名簿
編集後記
特集 『古事記』『日本書紀』千三百年の孤独――消えた古代王朝
『日本書紀』をわたしたちはどう読めばいいのか[茂山憲史]
『記・紀』の「天」地名[新保髙之]
「海幸・山幸神話」と「隼人」の反乱[正木裕]
神武東征譚に転用された天孫降臨神話[古賀達也]
神功皇后と俾弥呼ら四人の筑紫の女王たち[正木裕]
継体と「磐井の乱」の真実[正木裕]
聖徳太子は九州王朝に実在した――十七条憲法の分析より[服部静尚]
天文記事から見える倭の天群の人々・地群の人々――七世紀の二つの権力[谷川清隆]
「大化」「白雉」「朱鳥」を改元した王朝[古賀達也]
白村江を戦った倭人――『日本書紀』の天群・地群と新羅外交[谷川清隆]
『旧唐書』と『日本書紀』――封禅の儀に参列した「筑紫君薩野馬」[正木裕]
壬申の乱と倭京[服部静尚]
コラム①『古事記』千三百年の孤独
コラム②『古事記』『日本書紀』の「倭国」と「日本国」
コラム③二つの漢風諡号「皇極」「斉明」
コラム④『日本書紀』は隠していない――近畿天皇家は九州にあった別の王朝の分家である
一般論文
なぜ蛇は神なのか? どうしてヤマタノオロチは切られるのか?[大原重雄]
伊都国の代々の王とは――「世有王」の新解釈[野田利郎]
対馬「天道法師」伝承の復元――改変型九州年号の史料批判[古賀達也]
『日本書紀』十二年後差と大化の改新[日野智貴]
コラム⑤「鬯(暢)草とは何か
付録 古田史学の会・会則
「古田史学の会」全国世話人・地域の会 名簿
編集後記