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学校に居場所カフェをつくろう!
本体1,800円+税
ISBN 9784750348759
判型・ページ数 A5・240ページ
出版年月日 2019/08/01
フォーマット 価格
単行本 1,800円+税
電子書籍 1,440円+税

学校に居場所カフェをつくろう! (単行本)

生きづらさを抱える高校生への寄り添い型支援

学校にカフェが増えれば、学校を居場所にできる子どもや大人が増えて、地域がもっと豊かに変わるのではないか。生徒の微弱なSOSをキャッチする寄り添い型の支援の日常から、学校との連携・運営の仕方まで、カフェのはじめ方とその意義をやさしく解説する。
プロローグ 校内居場所カフェって何だろう?
 生きるストライクゾーンを広げる[石井正宏]
 サードプレイスの力[田中俊英]
 「高校」で「カフェ」はじめました[辻田梨紗]

第1章 私たち地域の校内居場所カフェ
 となりカフェ――「高校内居場所カフェ」1号店[奥田紗穂]
 ぴっかりカフェ――ヒト・モノ・コト=文化のフックが社会へつなぐ[小川杏子]
 ぽちっとカフェ――地域と連携した高校内居場所カフェ[鈴木健]
 ようこそカフェ――「つながり」と「体験」が生まれる場[尾崎万里奈]
 各地の校内居場所カフェ:ドーリプレイス/きゃりこみゅカフェ/World cafe ふらっと/わたしカフェ

第2章 校内居場所カフェのつくり方
 ■開設の仕方
 (1)まず何から始めたらいいでしょうか? どうやって学校と関係をつくりますか?
 (2)高校内居場所カフェの開設はどのように高校の許可を得ていますか?
 (3)開設する高校や校内での場所はどのように選んでいますか?
 (4)高校の先生がカフェをやりたいと思ったときに、どうやって連携先を探したらいいでしょうか?
 (5)どのようなものの準備が必要でしょうか?
 ■運営の仕方
 (6)開催頻度は?
 (7)参加料金は?
 (8)ドリンクや食べ物はどのようなものを提供していますか?
 (9)イベントを開催する場合どのように調整していますか?
 (10)アレルギー対策の方法は?
 (11)どのように生徒・先生に知ってもらっていますか?
 (12)どのような生徒が利用しているのでしょうか?
 (13)生徒にカフェに来てもらうための工夫はありますか?
 (14)どのような流れで運営をしていますか?(ボランティア打ち合わせ~振り返りまで)
 (15)カフェのルールはありますか? 困ったことはありますか?
 ■高校との連携
 (16)管理職との会議のもち方
 (17)振り返りのもち方
 (18)先生とのコミュニケーションはどのようにとっていますか?
 ■広報やマネジメント
 (19)資金調達・寄付集めの方法は?
 (20)ブランディングのこつは?
 (21)ボランティアさんの募集方法を教えてください。また、どんな人が向いているんでしょう?
 (22)ネットワークの築き方は?
 コラム:生徒たちの声

第3章 居場所カフェの可能性と続け方
 ■行政・学校と高校内居場所カフェ:どう事業化するか
 カフェはなぜ始まったのか?[中野和巳]
 「となり」カフェという企み――ハイブリッド型チーム学校論[山田勝治]
 カフェと教育委員会がつながる[東尾茂宏・末冨芳]
 カフェがつなぐ教育と福祉[霜堀春]
 ■居場所カフェで高校が変わる
 学校図書館でカフェを[松田ユリ子]
 カフェで交流相談をしよう![鈴木晶子]
 カフェで高校生が変わる[浜崎美保]
 高等学校と校内居場所カフェ――高等学校の組織文化への気づき[中田正敏]

第4章 座談会・居場所カフェはなぜ必要か?[石井正宏×田中俊英×小川杏子×奥田紗穂×末冨芳]
 コラム:広がる居場所カフェのネットワーク

エピローグ 学校に居場所カフェをつくろう!――どんどんつまらなくなっている日本の学校と若者支援のイノベーション[末冨芳]

 おわりに[高橋寛人]
ペアレント・ネイション
3000万語の格差

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世界の保育の質評価
 

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