バラク・オバマ[文]
アメリカ合州国の第44代大統領。カンザス州生まれの母とケニア生まれの父の間
に、ハワイで生まれる。本書のアイデアは、2人のむすめマリアとサーシャと過ごし
ているときに思いついた。その後大統領に選ばれ、現在は妻のミシェル、むすめた
ち、愛犬ボーといっしょに首都ワシントンにあるホワイトハウスで暮らしている。
ローレン・ロング[絵]
子どもの本の作家・画家として、ベストセラーをふくむたくさんの作品を出版して
いる。ミズーリ州で生まれ、ケンタッキー州のレキシントンで育った。現在は妻の
トレイシー、息子のグリフィスとグレアム、愛犬のエレンとムーンといっしょにオ
ハイオ州で暮らしている。日本で出版されている絵本には、ワッティー・パイパー
文『ちびっこ きかんしゃ だいじょうぶ』(ヴィレッジブックス)、マドンナ文
『ピーボディ先生のりんご』(集英社)、アンジェラ・ジョンソン文『 あこがれの
機関車』(小峰書店)がある。
さくま ゆみこ[訳]
東京生まれ。出版社勤務を経てフリーの編集者・翻訳者に。現在は「アフリカ子ど
もの本プロジェクト」代表。青山学院女子短大子ども学科教授。著書に『エンザロ
村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね
書房)、『子どもを本好きにする50の方法』(柏書房)など。訳書に『おとうさん
のちず』や「リンの谷のローワン」シリーズ(あすなろ書房)、「クロニクル千古
の闇」シリーズ(評論社)、『宇宙への秘密の鍵』(岩崎書店)、『まちのいぬと
いなかのかえる』(岩波書店)など多数。
著者からのメッセージ
しってるかい? 未来は君たちがつくるということを。
―バラク・オバマ
バラク・オバマが娘たちのために書いた力強いメッセージを初めて読んだとき、これは、私の息子たちにあてたメッセージでもあると私は感じました。
オバマ大統領はこの絵本をとおして、世界中の子どもたちに語りかけているのだと思います。力や才能はだれにでもあると、彼は語っています。だれでも、ヘレン・ケラーやジャッキー・ロビンソンのように大きな困難を乗りこえていくことができる、と語っているのです。私の絵が示そうとしているのは、こうした偉人たちもみんな同じように、かつては子どもだったということです。
この絵本が国境をこえて、日本の子どもたちにも、なぐさめや勇気やはげましや希望をあたえることを私は願っています。そして日本の子どもたちも、困難を乗りこえる力や、すばらしい生き方をするための力が自分の中にもあると気づいてくれるよう願っています。
―ローレン・ロング