『難民を知るための基礎知識』刊行記念シンポジウムのお知らせ
『難民を知るための基礎知識』刊行記念シンポジウムのお知らせ
早稲田大学紛争科研研究会・難民政策プラットフォーム共催シンポジウム
今日の難民保護 〜人権と政治の葛藤を超えて〜
『難民を知るための基礎知識』(滝澤三郎・山田満編著、明石書店)の出版を記念して、1月31日に早稲田大学でシンポジウムを開催いたします。アメリカのトランプ大統領による難民の受け入れ制限の発表が世界に大きな波紋を呼んでいます。シリアから500万人近い難民が流出し、欧州諸国にも100万人もの難民申請者が流入したことに伴う混乱、イギリスのEU離脱などの延長線上での今回の決定は、第二次大戦以来続いて来た難民の国際的保護体制が大きく揺らいでいることを示しています。それは日本の難民政策にも影響を及ぼさざるを得ないでしょう。そこでシンポジウムでは、現代国際社会における難民の保護について議論を行う予定です。また、本書では若手・中堅の研究者を中心に9名の著者が世界各地の難民問題の様々な側面を学際的な視点から論じています。
テーマ:今日の難民保護~人権と政治の葛藤を超えて~
共催:早稲田大学紛争科研研究会、難民政策プラットフォーム
後援:人間の安全保障フォーラム、持続的平和研究所
日時:2017年1月31日(火)17:00~19:00(開場は16:30~)
場所:早稲田大学14号館102教室
入場料:無料
言語:日本語
【プログラム】
17:00-17:10 挨拶・モデレーター:山田満(早稲田大学社会科学総合学術院長)
パネリスト
17:10-17:30 滝澤三郎(国連UNHCR協会理事長)
17:30-17:50 山本哲史(名古屋大学特任講師)
17:50-18:10 守屋由紀(UNHCR駐日事務所広報官)
18:10-18:20 休憩(質問用紙回収)
18:20-18:35 総合コメンテーター:佐藤安信(東京大学大学院総合文化研究科教授)
18:35-19:00 質疑応答
※本書の編著者の印税は国連UNHCR協会を通してUNHCRに寄付されます。