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エコ・デモクラシー
本体2,000円+税
ISBN 9784750335186
判型・ページ数 4-6・176ページ
出版年月日 2012/01/01

エコ・デモクラシー

フクシマ以後、民主主義の再生に向けて

なぜ、こんなことになってしまったのか。フクシマを経てもなお、わたしたちは科学の万能性を信じ、同じ道を歩み続けるしかないのか。いちど立ち止まり、この事態を招いた社会、国の仕組みについて考えるべきではないか。本書が問いかけるものは、そこにある。

 日本の読者に向けての序文

 序文 もはや傍観している時間はない――緊急性と傍観主義
  環境問題は国境を越える――地理的広がり
  環境問題は目に見えない――不可視性
  環境問題は予測できない――予知不可能性
  環境問題は世代を超える――時間軸
  環境問題とは汚染の問題なのか?――環境問題の認識

第1章 有限性と人間の自由――有限なのは自然だけではない。人間の自由にこそ、限界がある
 1 コンスタンによる近代の自由
 2 有限性と無限性の人間学
 3 縮小する世界
  エネルギー資源は有限である
  鉱物は有限である
  水は有限である
  生物は有限である
  三つの生態系サービス
 4 人間そのものの限界

第2章 自然をめぐる問題――自然とどう向き合うか。わたしたちの責任あるいは、利益という観念について
 1 代表制とは?
 2 利益の代表制
 3 利益と、自然をめぐる問題
 4 物理的自然を支配する
 5 野生の自然を超える
 6 自然を民主化する
 7 熟議と意識

第3章 近代の代表制の限界――代表制への問い‐国境を越えられず、世代を引き継げない近代システムからの脱却を
 1 代表制と国土
 2 代表制と選挙区
 3 未来にたいする無関心
 4 集団的参加――環境NGO
 5 環境NGOの決定権

第4章 バイオ憲法に向けて――国際的な知を「未来アカデミー」に結集、政府にたいする指揮権を
 1 政治における科学技術
 2 科学の二つの役割
 3 環境の世界共有財産
 4 憲法の新しい目標
 5 新しい上院
 6 上院議員の任命
 7 熟議の方法

 結論 自然と自由の両立
 註=参考文献関連
 監訳者あとがき

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