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エビデンスに基づく子ども虐待の発生予防と防止介入
本体2,800円+税
ISBN 9784750335056
判型・ページ数 A5・180ページ
出版年月日 2011/12/02

エビデンスに基づく子ども虐待の発生予防と防止介入

その実践とさらなるエビデンスの創出に向けて

児童虐待に関する世界中からのエビデンスを基にした本書は、現段階で考えられる最も有効な介入の道筋を明快に示す。また、リスクファクターを検証し、それに基づく疫学的アプローチによる発生予防の考え方を明確に提示する。虐待対応に関わる専門職必携。


 謝辞
 序文
 はじめに

導入
 なぜ本指針は必要とされるのか?
 本書は誰に向けているのか?
 指針の概要
  系統立てた多分野協働アプローチ
  内容の概要

第1章 子ども虐待の性質と帰結
 1.1 子ども虐待とは何か?
  暴力の類型学
  子ども虐待の概念定義
 1.2 問題の大きさ
 1.3 子ども虐待の帰結
 1.4 子ども虐待のコスト
 1.5 虐待の受けやすさとリスク要因
  個人要因
  関係性要因
  地域要因
  社会要因
  保護要因

第2章 疫学と事例に基づいた情報
 2.1 子ども虐待の操作的定義
 2.2 母集団ベースの疫学調査
  Parent-Child Conflict Tactics Scale
  The Adverse Childhood Experiences Study
  The Lifetime Victimization Screening Questionnaire
  ISPCAN Child Abuse Screening Tools (ICAST)
  地域の実情に合わせる
  サンプリングにおける戦略
  倫理的配慮
 2.3 事例の情報
  通報事例のマネジメント
  情報提供を行った機関へのフィードバック
  政策立案者の説得に役立つ情報

第3章 子ども虐待の予防・防止
 3.1 子ども虐待予防・防止の課題と関係する機関
 3.2 子ども虐待予防に向けた戦略
  社会的及び地域的戦略
  関係性戦略
  個人戦略
 3.3 子ども虐待予防・防止プログラムのアウトカム
  虐待予防・防止のための具体的目標を決定すること
  論理モデルを作る
  アウトカムと、アウトカムデータを与える情報源を選択する
  介入の実施と評価方法を策定する
  評価を分析し、結果を社会に広める

第4章 虐待を受けた子どもとその家族に対するサービス
 4.1 エビデンス基盤を向上させるには
 4.2 子ども虐待に対応するための鍵となる内容:子ども虐待を見つける
  子どもの保護

第5章 結論と提言

 付録1 子ども時代の逆境体験質問票
  家族健康歴:女性版
  家族健康歴:男性版
  健康評価質問票:女性版
  健康評価質問票:男性版
 付録2 アウトカム評価のための、妥当性のある評価尺度の例
  乳幼児と子どものアウトカム
  親と家族のアウトカム

 日本語版あとがき

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