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戦後社会政策論
本体4,200円+税
ISBN 9784750334851
判型・ページ数 A5・244ページ
出版年月日 2011/11/10

戦後社会政策論

日本の社会政策はどのように位置づけられ展開されてきたのか、戦前の歩みから戦後の日本的労使関係や雇用政策、教育・福祉政策の定着を経て、今また大きく変貌し社会問題化している雇用不安や貧困層の拡大まで、日本の社会政策論史を新たに再構成する。

 〈講座 現代の社会政策〉の刊行によせて

序章 日本における社会政策研究の学説史的課題(玉井金五)
 1 課題提起
 2 三つの論点
 3 本書の構成

第1部 社会政策研究の史的系譜

第1章 戦前から戦後へ(玉井金五)
 はじめに――二つの社会政策論
 1 〈社会学〉系社会政策論の位相
 2 大河内‐高田論争の意味
 3 福武社会政策論の位置
 おわりに――日本社会政策論の全体像

第2章 日本的労使関係の原型論(李捷生)
 はじめに――課題と視角
 1 「原生的労働関係」と「出稼型労働」論
 2 大企業労使関係の原型と「年功制」論
 3 氏原原型論の再考
 おわりに――「日本的労使関係」原型論の意義

第3章 不安定就業問題(村上英吾)
 はじめに
 1 現代の不安定雇用労働者
 2 不安定就業階層と相対的過剰人口論
 3 日雇労働者
 4 臨時工と社外工
 5 パート労働者と不安定雇用
 6 「外国人労働者」と不安定就業問題
 7 労働者派遣法の規制緩和とワーキングプアの「再発見」
 おわりに

第4章 戦後生活保護制度改革史論――無差別平等の原則を基軸に(菅沼隆)
 はじめに
 1 無差別平等をめぐる解釈
 2 1990年代までの生活保護改革論
 3 2000年以後の改革論
 4 生活保護法改革論議の展開――生活保護制度の在り方に関する専門家委員会
 おわりに

第2部 社会政策研究の新潮流

第5章 人口論(杉田菜穂)
 はじめに
 1 戦前から1960年代まで
 2 1970年代以降
 むすびにかえて

第6章 地域生活と高齢者介護――処遇困難事例と地域包括ケアシステムに焦点をあてて(井上信宏)
 はじめに
 1 高齢者介護システムの成立
 2 高齢者の社会的排除と処遇困難事例の再発見
 3 高齢者介護の地域化と地域包括ケアシステム
 4 地域包括ケアシステムを構成するネットワークと知
 むすび

第7章 教育政策論(本田由紀)
 1 教育政策を捉える枠組みと観点
 2 教育をめぐる理念と政治――二極化から三極化へ
 3 教育に対する規制・統制――自由化に隠れた強化
 4 教育に関する給付・配分――平準化からの撤退
 5 結論─学習者不在の教育政策の帰結と課題

第8章 雇用制度と生活――両者をつなぐ試み(佐口和郎)
 はじめに
 1 生活からみた雇用制度
 2 日本的雇用システムと生活問題
 3 雇用システムの変質
 4 地域雇用政策と生活基盤の再生
 5 CSRの実践の可能性
 おわりに

 あとがき(佐口和郎)
 索引
 編著者・執筆者紹介

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