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社会政策とジェンダー
本体7,200円+税
ISBN 9784750334677
判型・ページ数 A5・408ページ
出版年月日 2011/09/30

社会政策とジェンダー

社会政策にどのようなジェンダーの視点をいかすのか。育児休業制度、母性保護問題、男女雇用機会均等法、社会保障、年金制度など、重要な課題に対する発言、論文を収録。「機会の平等」から「結果の平等」へという新しい視点から既存の政策を批判・検証する。

 著作集の刊行によせて

第I部 労働政策とジェンダー

第一章 保護と平等論議に関して
 1.育児休職制度とその問題点
 2.母性保護問題
  第1節 労働基準法と母性保護の意義
  第2節 労基法改定の論議と母性保護の問題点
  第3節 母性保護と均等待遇の統一――母性保護水準を引き上げるための方向

第二章 「機会の平等」か「結果の平等」かに関して
 1.「機会の平等」か「結果の平等」か
 2.「保護と平等」論議の現段階
  第1節 「保護と平等」論議の新局面
  第2節 「保護=逆差別」論と機会の平等論
  第3節 結果の平等への戦略

第三章 「男女雇用機会均等法」をめぐって
 1.「男女雇用機会均等法」(案)をめぐって
 2.働く女性を支える社会システムの構築を――「雇用均等法」後の課題をさぐる
 3.雇用均等法は改正すべきか
 4.女性の就労はどうなるか

第II部 「男性稼ぎ手モデル」と税制・社会保障政策

第四章 社会保障における女性の地位
 はしがき
 1.老後保障と女性の年金権
 2.失業保険・医療保険にみる女性の地位
 3.母性に対する社会保障――出産の保障と育児保障
 むすび

第五章 女性と年金制度
 1.深刻化する女性の老後不安
 2.女性のライフサイクルと年金
 3.女性の年金権をめぐる問題点――形骸化した年金水準と不安定な妻の座
 4.女性の自立した年金権のための改革方向

第六章 被扶養からの女性の自立をめざして
 1.女性にとっての税制・社会保険
 2.男女共生社会の社会保障を考える基本的視点

第II部 社会政策とジェンダー――世界の動きと日本

第七章 社会政策とジェンダー――二一世紀への展望
 はじめに
 第1節 社会政策へのジェンダー・アプローチ
 第2節 ジェンダー・ニュートラルな社会システムを求めて――その政策的課題(UWの測定・評価・政策化への具体化を中心に)
 むすび

第八章 日本の男女雇用平等政策のいま――「男性稼ぎ手モデル」は転換しうるか
 はじめに
 第1節 男女雇用平等政策の新段階――「新しい労働基準」のめざすもの
 第2節 九〇年代後半以降の日本の雇用・福祉戦略とジェンダー的性格

第九章 女性労働の今日的課題を考える――「均等法」施行二〇年を顧みて
 はじめに――グローバル化をめぐる光と影
 1.日本の雇用・福祉戦略―市場化政策の中の機会均等――「格差社会」から「社会的排除社会」へ
 2.「均等法」二〇年の功罪
 3.少子化の中のワーク・ライフ・バランス政策と自己責任論
 むすび 二一世紀の課題――ディーセント・ワークと「社会的包摂」社会に向けて

第一〇章 格差社会の中の女性――いま求められている改革とは何か
 はじめに
 第1節 格差社会の中の女性
 第2節 少子・高齢社会の二一世紀、求められる改革とは?
 むすび――ディーセント・ワークをめざして

付論
 〈付論一〉総括 現代の女性労働と社会政策――論点のサーベイ
 〈付論二〉大沢真理氏による批判――「“女子労働の特殊理論”に終止符を!」について

 あとがき
 初出一覧
 索引

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