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移住労働と世界的経済危機
本体2,800円+税
ISBN 9784750334608
判型・ページ数 A5・256ページ
出版年月日 2011/09/30

移住労働と世界的経済危機

2008年に始まった世界的な金融危機は、景気を後退させ、各国で企業を倒産させ、労働者から職を奪った。東日本大震災を被った現在の日本もまた、ポスト経済危機という時代の延長にある。移住労働者という視角から見えてくる、知られざる現実を伝える。

 「移民・ディアスポラ研究」の刊行開始にあたって(駒井洋)

 序章 移住労働と世界的経済危機(明石純一)

I 危機の実態

第1章 経済危機下の外国人「単純労働者」たち――彼/彼女らの制約的な就労状況、そして可能性(鈴木江理子)
 【Column1】舵を切った外国人研修・技能実習制度――不景気と制度改定はどう影響したのか(鳥井一平)
第2章 日系人労働者がむかえた分岐点――世界同時不況のなかの在日南米系日系人の雇用(青木元)
 【Column2】経済危機とブラジル人移住者の雇用――長野県上田市のヒアリングを通じて(ウラノ・エジソン)
第3章 興行から介護へ――在日フィリピン人、日系人、そして第二世代への経済危機の影響(高畑幸)
第4章 不況が明らかにしたパキスタン人中古車業者の実相――富山県国道8号線沿いを事例に(小林真生)

II 制度と運動

第5章 越境労働と社会保障――経済危機のなかで顕在化する移住労働者の社会保障問題(下平好博)
第6章 外国人労働者をめぐる社会運動の変化と展開――2008年以降の経済不況下を中心に(山本薫子)

III 諸外国の事例

第7章 経済危機下の外国人労働者をめぐる政策的排除と現実――韓国の事例分析(李賢珠)
第8章 経済危機を超えて――変わることのないフィリピンからの国際移住労働(アシス・マルハ・M・B/今藤綾子・訳)
第9章 中国の労働者送り出し政策――出稼ぎ市場の転換と政府の選択(岡室美恵子)
第10章 潜在的脅威から潜在的市民へ?――「移民問題」がアメリカへ提起する問題(大井由紀)

書評
 明石純一『入国管理政策――「1990年体制」の成立と展開』
 鈴木江理子『日本で働く非正規滞在者――彼らは「好ましくない外国人労働者」なのか?』(駒井洋)

 編者後記(明石純一)

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