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新しい公共と市民活動・労働運動
本体4,200円+税
ISBN 9784750334554
判型・ページ数 A5・240ページ
出版年月日 2011/09/20

新しい公共と市民活動・労働運動

社会的格差と貧困問題は、新たな社会保障システムの構築という緊急の課題を示している。本巻では「社会的公正」を基調とする社会システム推進主体に関して、NPO・市民活動、生協などの社会運動、新しい労働運動に焦点をあわせ、その現状と課題を論じる。

 〈講座 現代の社会政策〉の刊行によせて

序章 「社会的公正」を基調とする社会システム推進主体
 1 市民社会・労働・公共空間
 2 新しい公共空間と市民社会部門の強化戦略
 3 「地域社会に関与する協同組合」・新しい労働運動・市民労働

第1章 新しい公共空間と市民社会の強化の課題(坪郷實)
 1 新しい公共空間の視点
 2 日本における市民社会部門を形成した諸潮流――新しい社会運動と労働運動
 3 市民社会部門の強化戦略――現状と課題

第2章 日本における市民社会組織の現状と課題――制度的基盤を中心に(山岡義典)
 1 日本の法人制度110年の公益概念の展開
 2 非営利/公益法人における税制措置
 3 制度はどのように使われているか
 4 今後の制度的課題

第3章 強く自立したNPOへ――民が担う公共領域の好循環(田中弥生)
 はじめに
 1 NPOとは何か
 2 NPOセクターの現状
 3 NPOの課題――行政の下請化を通して
 4 政策から捉えるNPOの課題
 5 市民社会を起点にした好循環の構築へ
 おわりに

第4章 自治・分権と市民自治体への道(坪郷實)
 1 自治・分権と自治体再構築の課題
 2 市民自治体の構想
 3 市民自治体づくりへ

第5章 サード・セクターとしての日本の生協――市民生協の検討を中心として(山口浩平)
 はじめに
 1 サード・セクターとしての生協の位置
 2 第2次世界大戦後における市民生協の形成
 3 生協への新たな要請――成長と危機、現代化
 4 現代的な生協の姿――生協の原理を基点に「外の世界」と連携
 5 サード・セクターとしての生協――今後の課題

第6章 非正規従業員の組織化の動き(橋元秀一)
 1 統計データにみる組織率の変化
 2 近年の非正規労働者の労働組合への組織化事例
 3 組織化の要因、成果、課題
 4 労働組合の役割と非正規従業員の組織化の意義

第7章 地域で顔が見える労働組合運動へ(中村圭介)
 はじめに
 1 地区労、地区同盟と地域協議会
 2 内側に顔が見える
 3 外側に顔が見える
 4 革命の果実

第8章 NPO、ワーカーズ・コレクティブと市民労働(石毛えい子)
 はじめに
 1 地域を基盤とする新しい労働の広がり
 2 市民労働――もう1つの働き方
 おわりに

第9章 新たな活動主体の出現と政策課題――労働研究からの1つの解釈(中村圭介)
 はじめに
 1 定義
 2 新しいニーズと供給主体
 3 活動領域
 4 政策課題

 あとがき
 索引
 編著者・執筆者紹介

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