本体2,200円+税
ISBN | 9784750334721 |
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判型・ページ数 | 4-6・312ページ |
出版年月日 | 2011/10/20 |
君は雇用社会を生き延びられるか
職場のうつ・過労・パワハラ問題に労働法が答える
大内 伸哉 著
現代社会において、会社で働くことは常に危険性をはらんでいる。過労、うつ、ストレス、パワハラ……。心身の健康を損ない、ときには死に至ることさえある。本書はその事実をデータを使って示しながら、自分たちを守ってくれる法の知識をわかりやすく解説する。全ての会社員、経営者、管理職必読。
プロローグ
第1章 家族が過労で亡くなったら
第1節 労災編
政府が助けてくれる?
労災保険制度の生い立ち
○Break 立証責任
労災保険による補償の内容
○Break 通勤災害
○Break 男女の容貌の違い
○Break 遺族補償年金の受給資格についての男女格差
業務起因性
○Break 誰を基準とするか(過労死)
○Break 労働時間の立証
不服申立
闘うことの意義
労災保険の申請をする
第2節 民事損害賠償編
会社を訴える!
時効の壁
○Break 第三者行為災害の場合
安全配慮義務とは
安全配慮義務法理のメリット
○Break 時効の壁を乗り越えた最高裁判所
システムコンサルタント事件
勝訴判決
本人の落ち度?
○Break 因果関係
裁判で勝つのはたいへん?
損害額はいくらか?
○Break 素因減額
○Break 男女の逸失利益格差
○Break 死亡事例ではない場合の損害賠償
どこまで控除されるの?
○Break どのように労災保険給付分が控除されるか
○Break 立法による是正
過失相殺と損益相殺はどちらが先か
第3節 過労自殺
人はそれほど強くない
電通事件
うつ病とは
○Break 最高裁判所で争う途は狭い
ストレス―脆弱性理論
因果関係は断絶しない
安全配慮義務違反
過失相殺
電通事件の教訓
労災認定
○Break 遺書があったために
○Break うつ病の診断ガイドライン
○Break 誰を基準とするのか(精神障害)
○Break 現在の判断指針の問題点
第2章 働きすぎにならないようにするために
第1節 労働時間規制
幸子の疑問
労働時間の規制は憲法の要請
法定労働時間の原則と三六協定による例外
三六協定は誰が締結するか
○Break 残業と時間外労働は少し違う
時間外労働の限度
○Break 時間外労働をさせてはならない場合
割増賃金
○Break 「労働者」であっても、「使用者」としての責任が課される
割増率の引上げ
○Break 残業手当と割増賃金
三六協定の効力
労働契約上の根拠と就業規則
○Break 労基法の強行的効力と直律的効力
就業規則の合理性
○Break 就業規則とは何か
○Break 弾力的な労働時間規制
第2節 日本の労働時間規制の問題点
日本人は働きすぎ?
時間外労働の事由
限度基準の強制力
○Break 「限度時間」を超える時間外労働命令の効力
労働時間規制が厳しすぎる?
○Break 労働時間とは何か
管理監督者
○Break 裁量労働制
第3節 日本の休息制度
休息は法定事項
休憩時間
○Break 行政解釈
休日
○Break 安息日
年次有給休暇
○Break 出勤率の計算方法
○Break 年休の取得に対する不利益取扱い
特別な休暇・休業
第4節 休息の確保のための制度改革の提言
1日単位での休息の確保
1週単位での休息の確保
○Break 労働時間・休息規制の例外
年休制度の見直し
○Break バカンス
第3章 日頃の健康管理が大切
第1節 法律による予防措置
幸子の後悔
労働安全衛生法
健康保持増進措置
○Break 安全衛生管理体制
健康診断
○Break 採用時の健康診断
○Break 法定外健診について
裁量労働制における健康確保措置
第2節 健康増悪の防止
健康診断後の措置
○Break 労働時間等設定改善委員会
○Break 社員の自己決定は、どこまで尊重されるか
面接指導
休職をめぐる問題
○Break 自宅待機命令
第3節 メンタルヘルス
メンタルヘルスはどこに?
○Break メンタルヘルスケア
プライバシー保護
第4章 快適な職場とは?
第1節 職場のストレス
人間関係は難しい?
○Break 個別労働紛争解決制度
○Break 嫌煙権
快適職場指針
第2節 セクシュアルハラスメント
セクシュアルハラスメントは新しい概念
セクシュアルハラスメントに対する法的規制
会社の損害賠償責任
○Break 自分から辞めてもあきらめてはダメ
第3節 パワーハラスメント
パワーハラスメントとは
パワーハラスメントと会社の責任
○Break 最初のいじめ自殺の裁判例
パワーハラスメントと労災
望ましいパワーハラスメント対策は
○Break 解雇規制とパワーハラスメント
エピローグ
巻末資料
第1章 家族が過労で亡くなったら
第1節 労災編
政府が助けてくれる?
労災保険制度の生い立ち
○Break 立証責任
労災保険による補償の内容
○Break 通勤災害
○Break 男女の容貌の違い
○Break 遺族補償年金の受給資格についての男女格差
業務起因性
○Break 誰を基準とするか(過労死)
○Break 労働時間の立証
不服申立
闘うことの意義
労災保険の申請をする
第2節 民事損害賠償編
会社を訴える!
時効の壁
○Break 第三者行為災害の場合
安全配慮義務とは
安全配慮義務法理のメリット
○Break 時効の壁を乗り越えた最高裁判所
システムコンサルタント事件
勝訴判決
本人の落ち度?
○Break 因果関係
裁判で勝つのはたいへん?
損害額はいくらか?
○Break 素因減額
○Break 男女の逸失利益格差
○Break 死亡事例ではない場合の損害賠償
どこまで控除されるの?
○Break どのように労災保険給付分が控除されるか
○Break 立法による是正
過失相殺と損益相殺はどちらが先か
第3節 過労自殺
人はそれほど強くない
電通事件
うつ病とは
○Break 最高裁判所で争う途は狭い
ストレス―脆弱性理論
因果関係は断絶しない
安全配慮義務違反
過失相殺
電通事件の教訓
労災認定
○Break 遺書があったために
○Break うつ病の診断ガイドライン
○Break 誰を基準とするのか(精神障害)
○Break 現在の判断指針の問題点
第2章 働きすぎにならないようにするために
第1節 労働時間規制
幸子の疑問
労働時間の規制は憲法の要請
法定労働時間の原則と三六協定による例外
三六協定は誰が締結するか
○Break 残業と時間外労働は少し違う
時間外労働の限度
○Break 時間外労働をさせてはならない場合
割増賃金
○Break 「労働者」であっても、「使用者」としての責任が課される
割増率の引上げ
○Break 残業手当と割増賃金
三六協定の効力
労働契約上の根拠と就業規則
○Break 労基法の強行的効力と直律的効力
就業規則の合理性
○Break 就業規則とは何か
○Break 弾力的な労働時間規制
第2節 日本の労働時間規制の問題点
日本人は働きすぎ?
時間外労働の事由
限度基準の強制力
○Break 「限度時間」を超える時間外労働命令の効力
労働時間規制が厳しすぎる?
○Break 労働時間とは何か
管理監督者
○Break 裁量労働制
第3節 日本の休息制度
休息は法定事項
休憩時間
○Break 行政解釈
休日
○Break 安息日
年次有給休暇
○Break 出勤率の計算方法
○Break 年休の取得に対する不利益取扱い
特別な休暇・休業
第4節 休息の確保のための制度改革の提言
1日単位での休息の確保
1週単位での休息の確保
○Break 労働時間・休息規制の例外
年休制度の見直し
○Break バカンス
第3章 日頃の健康管理が大切
第1節 法律による予防措置
幸子の後悔
労働安全衛生法
健康保持増進措置
○Break 安全衛生管理体制
健康診断
○Break 採用時の健康診断
○Break 法定外健診について
裁量労働制における健康確保措置
第2節 健康増悪の防止
健康診断後の措置
○Break 労働時間等設定改善委員会
○Break 社員の自己決定は、どこまで尊重されるか
面接指導
休職をめぐる問題
○Break 自宅待機命令
第3節 メンタルヘルス
メンタルヘルスはどこに?
○Break メンタルヘルスケア
プライバシー保護
第4章 快適な職場とは?
第1節 職場のストレス
人間関係は難しい?
○Break 個別労働紛争解決制度
○Break 嫌煙権
快適職場指針
第2節 セクシュアルハラスメント
セクシュアルハラスメントは新しい概念
セクシュアルハラスメントに対する法的規制
会社の損害賠償責任
○Break 自分から辞めてもあきらめてはダメ
第3節 パワーハラスメント
パワーハラスメントとは
パワーハラスメントと会社の責任
○Break 最初のいじめ自殺の裁判例
パワーハラスメントと労災
望ましいパワーハラスメント対策は
○Break 解雇規制とパワーハラスメント
エピローグ
巻末資料
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