本体1,800円+税
ISBN | 9784750334516 |
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判型・ページ数 | A5・232ページ |
出版年月日 | 2011/09/14 |
エンディングノートにも使える はじめて読む「老いじたく」の本
これで安心! 老前・老後の準備と手続き
馬場 敏彰 著
老前、老後に必要な準備と手続きをコンパクトに1冊にまとめた便利で使い勝手のよい本。遺言や相続などの財産管理、認知症に備えるための権利擁護制度、エンディングノートによる意思表示の仕方、そして死後事務まで、まんべんなく解説する。
はじめに
第1章 相続でモメないための生前の財産準備
1 相続争いはどこの家庭でも起こりうる
○「ウチにはモメるほどの財産はないから」はまちがい
○関係ない人が口を出して争いを大きくすることも
○「兄弟は他人の始まり」は本当だった?
2 こんなケースは特に相続対策をしてほしい
○介護をしてもらう親族にはその分の財産分与をするべき
○子供のいる再婚者は遺言準備が必須!
○経営者は元気なうちから事業承継の対策を
○相続人が誰もいないケース
○夫婦に子供がいないケース
○遺産を相続させたくない者がいるとき
○内縁の妻がいるとき
3 遺言で無用な争いを防ぐ
○遺言とは?
○なぜ遺言が必要か
○遺言書には何を書く?
○遺言の変更や撤回はできる?
○遺言の種類
4 相続人になれる人とその順位は決まっている
○相続人には誰がなる?
5 相続分は法律で決められている
○法定相続分とは何か
○法定相続分はあくまで目安
6 遺留分・寄与分・特別受益とは何か
○遺留分とは何か
○寄与分って何?
○特別損益とは何か?
7 自筆証書遺言の書き方
○手軽に作れる自筆証書遺言
○自筆証書遺言作成の方法
8 公正証書遺言の作り方
○安心、確実な公正証書遺言
○公正証書遺言作成の手順
9 遺言内容を実現するための遺言執行者の役割
○遺言執行者とは
コラム 相続が開始してから気づく遺言の大切さ
第2章 認知症に備えるための制度と仕組み
1 なぜ準備が必要なのか
○誰でも認知症等になる可能性がある
○高齢者は権利侵害を受けやすい
○判断能力が低下したときのための備え
2 任意後見制度で前もった備えを
○成年後見制度とは
○自分で選ぶ任意後見制度
○任意後見契約の締結から効力発生までの流れ
○任意後見契約費用と必要書類
○任意後見監督人について
3 見守り契約・財産管理委任契約・日常生活自立支援事業も利用
○見守り契約
○財産管理委任契約
○日常生活自立支援事業
4 死後の事務委任契約と信託
○死後の事務委任契約
○信託
コラム 何を、どう準備すればいいのか?
第3章 自分らしい最期を迎えるための意思表示とエンディングノート
1 自分らしい人生を送るためのエンディングノート
○エンディングノートとは
○マイエンディングノート
2 エンディングノート-1.医療行為に関すること
○医療行為は一身専属的権利である
○残しておきたい意思表示
3 エンディングノート-2.臓器提供と献体の意思表示
○臓器提供について
○献体について
4 エンディングノート-3.介護に関すること
○どんな介護を受けたいのか
○介護サービスの使い方
○利用できる主なサービスの種類と費用
○自分らしい介護サービスの使い方
5 エンディングノート-4.ライフプランを残しておく
○どんな生活を送っていたいか
○貴重品
○人間関係の希望
○自分自身のこと
6 エンディングノート-5.自分らしい最期と葬儀
○自分らしい最期を考えたことはありますか
○最期の意思表示
○どんな葬儀を希望しているか
7 エンディングノート-6.お墓と供養についての希望
○お墓と供養についての希望
○お墓・埋葬・供養いろいろ
コラム 介護認定のポイント
第4章 イザというときにあわてないための相続と死後の手続き
1 死後手続きは意外と大変
○人が亡くなると、さまざまな手続きが必要になる
○遺産相続だけではない死後の事務処理
○遺言執行人や法定後見人には権限がない
2 相続が開始したら
○相続人の選択肢
○相続手続きの流れと進め方
○相続税について
3 相続人を確定する
○相続人確定の手続き
4 相続財産を確定する
○財産調査をして全体を把握する
5 遺産分割協議を行う
○遺産分割協議のポイント
○遺産分割協議に特別な事情がある場合
○遺産分割協議書を作成する
6 預貯金等の手続き
○銀行手続きは簡単にはいかない
○銀行ごとに所定の書式と必要書類を定めている
○銀行の貸金庫を開ける手続き
7 不動産の手続き
○土地と建物を所有している場合
○土地を賃借している場合
○建物を賃借(借家)している場合
8 動産・有価証券・保険等に関する手続き
○動産の相続について
○有価証券・会員権の手続き
○生命保険や退職金、損害保険に関する手続き
9 臨終から葬儀や供養等に関する事務
○死亡直後の手続き
○通夜・葬儀等に関する事務
○供養、法要に関する事務
10 その他、葬儀後の諸手続き
○世帯主変更届
○公共料金の名義変更や停止の連絡
○居所の明け渡しと荷物整理
○健康保険等の手続き
○後期高齢者医療制度の葬祭費
○各種証明書類の返却・返納手続き
○年金の停止手続き
○遺族年金の請求手続き
○労災保険の手続き
○準確定申告手続き
○高額療養費の申請
コラム 朝4時に鳴った携帯電話
第5章 それぞれの老いじたく――事例から
1 老いじたくがうまくいく場合、うまくいかない場合
2 わが子に障害がある場合の老いじたく
3 住み慣れた地域で終末期を迎えるための地域ネットワーク活用
4 病院における身寄りがいない方の現状とその支援
付録 困ったときの相談機関
おわりに
第1章 相続でモメないための生前の財産準備
1 相続争いはどこの家庭でも起こりうる
○「ウチにはモメるほどの財産はないから」はまちがい
○関係ない人が口を出して争いを大きくすることも
○「兄弟は他人の始まり」は本当だった?
2 こんなケースは特に相続対策をしてほしい
○介護をしてもらう親族にはその分の財産分与をするべき
○子供のいる再婚者は遺言準備が必須!
○経営者は元気なうちから事業承継の対策を
○相続人が誰もいないケース
○夫婦に子供がいないケース
○遺産を相続させたくない者がいるとき
○内縁の妻がいるとき
3 遺言で無用な争いを防ぐ
○遺言とは?
○なぜ遺言が必要か
○遺言書には何を書く?
○遺言の変更や撤回はできる?
○遺言の種類
4 相続人になれる人とその順位は決まっている
○相続人には誰がなる?
5 相続分は法律で決められている
○法定相続分とは何か
○法定相続分はあくまで目安
6 遺留分・寄与分・特別受益とは何か
○遺留分とは何か
○寄与分って何?
○特別損益とは何か?
7 自筆証書遺言の書き方
○手軽に作れる自筆証書遺言
○自筆証書遺言作成の方法
8 公正証書遺言の作り方
○安心、確実な公正証書遺言
○公正証書遺言作成の手順
9 遺言内容を実現するための遺言執行者の役割
○遺言執行者とは
コラム 相続が開始してから気づく遺言の大切さ
第2章 認知症に備えるための制度と仕組み
1 なぜ準備が必要なのか
○誰でも認知症等になる可能性がある
○高齢者は権利侵害を受けやすい
○判断能力が低下したときのための備え
2 任意後見制度で前もった備えを
○成年後見制度とは
○自分で選ぶ任意後見制度
○任意後見契約の締結から効力発生までの流れ
○任意後見契約費用と必要書類
○任意後見監督人について
3 見守り契約・財産管理委任契約・日常生活自立支援事業も利用
○見守り契約
○財産管理委任契約
○日常生活自立支援事業
4 死後の事務委任契約と信託
○死後の事務委任契約
○信託
コラム 何を、どう準備すればいいのか?
第3章 自分らしい最期を迎えるための意思表示とエンディングノート
1 自分らしい人生を送るためのエンディングノート
○エンディングノートとは
○マイエンディングノート
2 エンディングノート-1.医療行為に関すること
○医療行為は一身専属的権利である
○残しておきたい意思表示
3 エンディングノート-2.臓器提供と献体の意思表示
○臓器提供について
○献体について
4 エンディングノート-3.介護に関すること
○どんな介護を受けたいのか
○介護サービスの使い方
○利用できる主なサービスの種類と費用
○自分らしい介護サービスの使い方
5 エンディングノート-4.ライフプランを残しておく
○どんな生活を送っていたいか
○貴重品
○人間関係の希望
○自分自身のこと
6 エンディングノート-5.自分らしい最期と葬儀
○自分らしい最期を考えたことはありますか
○最期の意思表示
○どんな葬儀を希望しているか
7 エンディングノート-6.お墓と供養についての希望
○お墓と供養についての希望
○お墓・埋葬・供養いろいろ
コラム 介護認定のポイント
第4章 イザというときにあわてないための相続と死後の手続き
1 死後手続きは意外と大変
○人が亡くなると、さまざまな手続きが必要になる
○遺産相続だけではない死後の事務処理
○遺言執行人や法定後見人には権限がない
2 相続が開始したら
○相続人の選択肢
○相続手続きの流れと進め方
○相続税について
3 相続人を確定する
○相続人確定の手続き
4 相続財産を確定する
○財産調査をして全体を把握する
5 遺産分割協議を行う
○遺産分割協議のポイント
○遺産分割協議に特別な事情がある場合
○遺産分割協議書を作成する
6 預貯金等の手続き
○銀行手続きは簡単にはいかない
○銀行ごとに所定の書式と必要書類を定めている
○銀行の貸金庫を開ける手続き
7 不動産の手続き
○土地と建物を所有している場合
○土地を賃借している場合
○建物を賃借(借家)している場合
8 動産・有価証券・保険等に関する手続き
○動産の相続について
○有価証券・会員権の手続き
○生命保険や退職金、損害保険に関する手続き
9 臨終から葬儀や供養等に関する事務
○死亡直後の手続き
○通夜・葬儀等に関する事務
○供養、法要に関する事務
10 その他、葬儀後の諸手続き
○世帯主変更届
○公共料金の名義変更や停止の連絡
○居所の明け渡しと荷物整理
○健康保険等の手続き
○後期高齢者医療制度の葬祭費
○各種証明書類の返却・返納手続き
○年金の停止手続き
○遺族年金の請求手続き
○労災保険の手続き
○準確定申告手続き
○高額療養費の申請
コラム 朝4時に鳴った携帯電話
第5章 それぞれの老いじたく――事例から
1 老いじたくがうまくいく場合、うまくいかない場合
2 わが子に障害がある場合の老いじたく
3 住み慣れた地域で終末期を迎えるための地域ネットワーク活用
4 病院における身寄りがいない方の現状とその支援
付録 困ったときの相談機関
おわりに