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本体2,800円+税
ISBN 9784750334585
判型・ページ数 4-6・496ページ
出版年月日 2011/08/31

戦後史のなかの国鉄労使

ストライキのあった時代

41年にわたる国鉄労使紛争は、一個の経営体の枠組みを超え、時代の相貌の形成に関わるものであった。国鉄労使が背負い込んだ時代とは何だったのか。同時代を国鉄で生きた著者が、“国鉄職員である一市民の立場・視点”から「あの時代」を振り返り検証する。

はじめに――一つの時代の証言

第1章 容共か反共か
 1 激しい派閥抗争
 2 国鉄公社化とスト権剥奪
 3 国鉄の大量人員整理
 4 反共合法路線

第2章 国鉄の宥和労政
 1 民同派の左右分裂
 2 民同左派の主導権
 3 公労法の落とし穴
 4 民同左派との宥和労政

第3章 動労と鉄労
 1 機関車人の労働組合
 2 機労から動労へ
 3 闘争と処分の連鎖
 4 新潟闘争の衝撃
 5 右派組合の結集

第4章 職場の労働運動
 1 社会党と総評の揺らぎ
 2 国労の揺らぎ
 3 現場協議制の導入
 4 職場と階級闘争

第5章 汽車から電車へ
 1 鉄道のモデルチェンジ
 2 合理化反対闘争
 3 “ヨン・サン・トウ”と五万人合理化
 4 機関助士廃止反対――動労の死闘

第6章 マル生運動の挫折
 1 特異なできごと
 2 生産性運動の導入
 3 運動の急速な拡大
 4 国労・動労の反撃が成功
 5 生産性運動の中止
 6 マル生とは何だったのか

第7章 鬼の時代
 1 新左翼の台頭と衰退
 2 泥沼化する順法闘争
 3 激化する組合間の抗争

第8章 スト権スト
 1 史上空前のストライキ
 2 スト権への接近
 3 ストライキの成算
 4 スト権ストが残したもの

第9章 国鉄再建と労使
 1 国鉄は生き残れるか
 2 労働戦線と社会党の変動
 3 再建問題と労働組合
 4 後のない計画

第10章 国鉄労政の転換
 1 三塚小委員会の秘密
 2 巨大組織のタガの緩み
 3 対決労政の展開
 4 動労の華麗なる変身

第11章 分割民営化への道
 1 分割民営化をめぐる攻防
 2 余剰人員対策の「三本柱」
 3 「分割・民営化」の最終答申

第12章 国労の瓦解
 1 労使共同宣言
 2 昨日の敵、今日の友
 3 国労修善寺大会
 4 一企業一組合の夢
 5 再び、動労の転換について

おわりに――時代の幕引き

 あとがき
 資料編
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