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親と教師が今日からできる 家庭・社会生活のためのABA指導プログラム
本体2,400円+税
ISBN 9784750334325
判型・ページ数 A5・388ページ
出版年月日 2011/07/21

親と教師が今日からできる 家庭・社会生活のためのABA指導プログラム

特別なニーズをもつ子どもの身辺自立から問題行動への対処まで

知的な障がいや自閉症がある子どもは「学ぶのに工夫が必要」である。本書は「子育ての工夫」をABAの指導技法をもとに日常的な子育ての中から学び、本人と家族の生活に役立ててもらうことを目的にしている。親をはじめ先生や支援者の方の入門書としても最適。

 謝辞
 まえがき

セクションI 基本を教える

第1章 教える前の準備
  親の役割
  良い教え方とは
  この本の方針
  あなたは子そだてのエキスパート

第2章 スキルのねらいを定める
  覚えさせるスキルを選ぶポイント

第3章 ステップの確立
  細かなステップで一歩ずつ

第4章 ごほうびを選ぶ
  達成したり、頑張った行動に対するごほうび
  ごほうびのタイプ
  ごほうびで着実に楽しく

第5章 効果を最大限に高める環境を整備する
  学習のための環境整備
  焦りは禁物

第6章 無理なく教えること
  指示を出す
  ごほうびの利用

第7章 記録をとることとトラブルシューティング
  順調に進んでいるとき
  うまくいかないとき
  トラブルシューティングのチェックリスト
  よくある質問
  次へと進む前に

セクションII スキルを教える

第8章 基礎スキル
  注意を向ける
  注意を向けさせるコツ
  その他の基礎スキル

第9章 基本的な身辺自立
  教える前の準備
  教えるスキルのねらいを定める
  スキルを構成するスモールステップを作る
  子どもがやる気を起こすごほうびを選ぶ
  効果を最大限に高める環境を整備する
  無理なく教える
  記録をとることとトラブルシューティング
  課題からの逸脱

第10章 トイレトレーニング
  トイレに行くために必要なスキル
  お子さんの準備はできていますか?
  決心を固めること
  記録をとること
  何から始めるか――おしっこかウンチか
  トイレスケジュールを立てる
  ごほうびの活用
  問題行動
  ウンチのトレーニング
  最後に
  おしっこのトレーニング
  1人でトイレに行く
  よくある質問

第11章 遊びスキル
  教える遊びスキルのねらいを定める
  ステップの確立:プログラム策定
  ごほうびを選ぶ
  教えるための環境整備
  遊びを教える
  記録をとることとトラブルシューティング
  教え方の例

第12章 【自立した生活】自己管理スキル
  始める前に:教えるためのポイント3点
  基本のその先
  自己管理スキルの評価
  自己管理スキルの自立へ向けて
  スキル実行の動機づけ
  スキル実行の判断
  日課を教える
  最後に

第13章 【自立した生活】家事スキル
  スキル評価/家事の自立へ向けて
  スキル実行の動機づけ
  スキル実行の判断
  日課を教える
  家回りの修理
  気をつけること

第14章 【自立した生活】実用学習スキル
  教えることを決める
  スキルをステップに細分化する
  成功に向けた環境整備
  話す-見せる-うながす
  ごほうび:トークンシステム
  トークンに関する質問集
  スキルを機能させる

セクションIII 問題行動への対処

第15章 何が問題行動かを見きわめる
  問題行動を特定する
  ABC分析
  ゲイリーの場合

第16章 行動の分析
  行動を特定する
  問題行動の記録
  ABC分析を行う

第17章 【問題行動対処プログラムの開始】
 その1:結果を変える
  結果を正確に把握する
  より良い結果を見つける

第18章 【問題行動対処プログラムの開始】
 その2:先行条件と代替行動
  行動契約を行う
  先行条件を変える
  行動の記録を続ける
  まとめ
  レポート:デビッドの場合

巻末付録
 付録A 基礎スキル
 付録B 身辺自立スキル一覧
 付録C 身辺自立スキルの練習プログラム
 付録D 遊びスキルの練習プログラム
 付録E 実用学習スキルの練習プログラム

 監訳者あとがき

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