本体8,000円+税
ISBN | 9784750334295 |
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判型・ページ数 | A5・404ページ |
出版年月日 | 2011/06/30 |
モンゴル史研究
現状と展望
「モンゴル帝国研究の諸相」「ポスト帝国期のモンゴル」「モンゴル民族の誕生」の3部に分け、世界帝国期の状況や、帝国解体後の分裂、チベット仏教の浸透、清朝による統合を経て近現代に「モンゴル民族」が形成される過程での研究成果と展望を指し示す。モンゴル研究を志す人の必携の書。
まえがき(吉田順一)
第I部 モンゴル帝国研究の諸相
1 『モンゴル秘史』研究の新たな展開にむけて(吉田順一)
2 『元朝秘史』の世界を理解するために――中国における『元朝秘史』研究の問題を中心に(チョクト[朝克圖])
3 『集史』第1巻「モンゴル史」の校訂テキストをめぐる諸問題(宇野伸浩)
4 石刻史料が拓くモンゴル帝国史研究――華北地域を中心として(舩田善之)
5 ジュチ・ウルス史研究の展望と課題より(赤坂恒明)
6 モンゴルと西アジア(高木小苗)
7 モンゴル帝国時代の移動と交流(四日市康博)
8 モンゴル帝国成立過程における“氏族制”批判――ウラディミルツォフ的解釈を離れるために(福島伸介)
第II部 ポスト帝国期のモンゴル
9 ポスト帝国期のモンゴル・中国関係(永井匠)
10 四オイラド史の成立(チンゲル[青格力])
11 チベット仏教世界の一部としてのモンゴル理解の必要性について(石濱裕美子)
12 モンゴルにおける史書の受容と継承について――『白い歴史』と『蒙古源流』を事例に(井上治)
13 清代モンゴルの社会・行政統治構造理解をめぐる試論(岡洋樹)
14 清朝の八旗制とモンゴル(柳澤明)
第III部 「モンゴル民族」の誕生
15 ボグド・ハーン政権――近代モンゴルと中国(橘誠)
16 モンゴルとソヴィエト,コミンテルン(青木雅浩)
17 内モンゴルと近代日本(鈴木仁麗)
18 近現代におけるモンゴル社会の構造変動と社会史の可能性(ボルジギン・ブレンサイン)
19 20世紀におけるモンゴル人の牧畜環境――ノーン(嫩江)ホルチン地域を中心に(アルタンガラグ[阿拉騰◆日◆])【◆=口偏に戛】
あとがき(柳澤明)
第I部 モンゴル帝国研究の諸相
1 『モンゴル秘史』研究の新たな展開にむけて(吉田順一)
2 『元朝秘史』の世界を理解するために――中国における『元朝秘史』研究の問題を中心に(チョクト[朝克圖])
3 『集史』第1巻「モンゴル史」の校訂テキストをめぐる諸問題(宇野伸浩)
4 石刻史料が拓くモンゴル帝国史研究――華北地域を中心として(舩田善之)
5 ジュチ・ウルス史研究の展望と課題より(赤坂恒明)
6 モンゴルと西アジア(高木小苗)
7 モンゴル帝国時代の移動と交流(四日市康博)
8 モンゴル帝国成立過程における“氏族制”批判――ウラディミルツォフ的解釈を離れるために(福島伸介)
第II部 ポスト帝国期のモンゴル
9 ポスト帝国期のモンゴル・中国関係(永井匠)
10 四オイラド史の成立(チンゲル[青格力])
11 チベット仏教世界の一部としてのモンゴル理解の必要性について(石濱裕美子)
12 モンゴルにおける史書の受容と継承について――『白い歴史』と『蒙古源流』を事例に(井上治)
13 清代モンゴルの社会・行政統治構造理解をめぐる試論(岡洋樹)
14 清朝の八旗制とモンゴル(柳澤明)
第III部 「モンゴル民族」の誕生
15 ボグド・ハーン政権――近代モンゴルと中国(橘誠)
16 モンゴルとソヴィエト,コミンテルン(青木雅浩)
17 内モンゴルと近代日本(鈴木仁麗)
18 近現代におけるモンゴル社会の構造変動と社会史の可能性(ボルジギン・ブレンサイン)
19 20世紀におけるモンゴル人の牧畜環境――ノーン(嫩江)ホルチン地域を中心に(アルタンガラグ[阿拉騰◆日◆])【◆=口偏に戛】
あとがき(柳澤明)