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子どもと福祉 Vol.4
本体1,700円+税
ISBN 9784750334141
判型・ページ数 B5・162ページ
出版年月日 2011/07/01

子どもと福祉 Vol.4

特集は「施設内暴力問題」と題して、性虐待を含めた先進的な実践の紹介と児童相談所との連携の課題を探る。ほかに、「東日本大震災と子どもの心のケア」として、被災地の児童相談所からの報告と被災した子どもの心のケアについて考える。

○特集 施設内暴力問題――現場からの報告と児童相談所との連携をめぐって
 特集にあたって(二宮直樹:本誌編集委員)
 総論 施設内暴力を考えるためのヒント(喜多一憲:中部学院大学子ども学部教授)
 児童養護施設の現場から
  暴力問題に対する組織的な取り組み(朴信也:児童養護施設児童指導員)
  「安心」「安全」への取り組み(黒川真咲:第二調布学園家庭支援専門相談員)
  児童養護施設における性暴力への取り組みと課題――ある施設の実践を通して(吉野りえ:児童養護施設心理職)
 児童相談所との連携
  「施設内暴力」における児童心理司の対応の実際(樋口純一郎:神戸市こども家庭センター児童心理司)
  一時保護後の援助と施設の後方支援(畑井田泰司:横浜市中央児童相談所一時保護係長)
 まとめと課題 子どもの暴力問題を考える(遠藤由美:日本福祉大学子ども発達学部准教授)

○緊急特集 東日本大震災と子どもの心のケア
 被災地からの報告
  宮城県子ども総合センター(本間博彰:児童精神科医)
  岩手県福祉総合相談センター(佐藤広江:心理判定員)
  福島県浜児童相談所(中井佳枝:児童福祉司)
  茨城県福祉相談センター日立児童分室(岡田崇弘:児童福祉司)
 子どもの心のケア
  子どもたちの心のケア対策について(本間博彰:宮城県子ども総合センター所長)
  岩手・宮城内陸地震の際に栗原市の避難所を訪問するなどして知り得たケアに関する知見について(本間博彰)
  被災した子どもの発するSOSについて(本間博彰)

○クローズアップ
 児童虐待に関する親権制度の見直しについて(吉田恒雄:駿河台大学法学部教授)
 親権法改正に伴う児童養護現場の現状と課題(武藤素明:児童養護施設二葉学園施設長)
 地域主権改革と児童福祉施設措置制度・最低基準(竹中哲夫:日本福祉大学名誉教授)
 障害者自立支援法の「改正」に関して(木全和巳:日本福祉大学社会福祉学部教授)

○当事者の語り
 血縁によらない繋がりを経験して(山口匡和)
 二組の里親家庭で育って(高橋成貴)
 「いい経験ができた26年間」と言えるようになって(成田雄也)

○現場実践レポート
 家族を支える力をつくりだす(前田佳代)
 児童養護施設職員として働く意味と職場環境づくり(第39回全国児童養護問題研究会全国大会現地実行委員会)
 新潟市児童相談所の立ち上げから3年間をふり返る(田代健一)
 支援センターは何でもありのワンダーランド!?(浅野幸子)
 教育と福祉の連携を阻んでいるものはなんなのか?――スクールソーシャルワーク活動を通して感じていること(金澤ますみ)

○海外の社会福祉事情〈第4回〉
  世界の児童労働――カンボジアにおけるストリートチルドレン支援にかかわって(小木曽宏)

○研究報告
 児童養護施設における大学等進学の課題――高校生・職員の意識調査から(吉村美由紀)
 日本の児童福祉研究における「児童の権利」認識の課題(石原剛志)

○エッセイ
 花のつぼみのひらくように――石井恭一先生との出会いから(大塚涼子)
 赦される世界が安心できる世界(牧真吉)

○書評
 『ぽっかぽか』(最首比咲子)
 『私の中のあなた』(水品きく枝)
 『オレたちの学校 浦商定時制――居場所から「学び」の場へ』(志村礼子)
 『自立援助ホームの現状と課題』(中原崇)
 『児童養護施設でくらす「発達障害」の子どもたち』(岩田正人)
 『生い立ちの整理――新しい出発に向けて』(早川悟司)

 読者のひろば
 編集後記・次号予告

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