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歴史の周辺にて「サバルタンノート」注解
本体2,500円+税
ISBN 9784750333823
判型・ページ数 4-6・180ページ
出版年月日 2011/05/25

歴史の周辺にて「サバルタンノート」注解

民衆の支持を得ながらもファシズムの時代に獄中にとらわれたグラムシは、新しい社会を準備するために膨大なノートを残した。階級・制度の枠からこぼれる貧しく抑圧された民が、歴史・社会にどう向き合うか。現代思想に圧倒的な影響を及ぼす幻の著作、本邦初の全訳。

 はじめに

I 歴史の周辺にて――サバルタン集団の歴史

1 ダヴィデ・ラザレッティ
2 方法論的諸基準
3 ホモ・ファーベル
4 ローマ時代および中世におけるサバルタン諸集団の歴史的発展に関する若干の一般的覚書
5 方法的諸基準
6 ローマ時代の奴隷
7 間接的資料――「ユートピア」といわゆる「哲学的小説」
8 科学主義と後期ロマン主義の後遺症

II 「サバルタン・ノート」関連草稿

1 リソルジメントとサバルタン
2 「実践の哲学」とサバルタン
3 知識人とサバルタン
4 支配集団とサバルタン
5 国家・市民社会とサバルタン
6 「ホモ・エコノミクス(経済人)」
7 政党とサバルタン
8 南部問題

III 「サバルタン・ノート」関連資料

1 グラムシ略年譜
2 『獄中ノート』執筆プラン
3 『獄中ノート』一覧

IV 解題

1 「サバルタン・ノート」と千年王国運動
2 「サバルタン」論の生成と展開

 参考文献
 あとがき
 索引

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