本体3,800円+税
ISBN | 9784750334066 |
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判型・ページ数 | A5・208ページ |
出版年月日 | 2011/05/10 |
現代ベトナムの国家と社会
人々と国の関係性が生み出す〈ドイモイ〉のダイナミズム
ベトナムのドイモイ路線を、国家と社会の関係性とその変容が推進の原動力となってきたという視点でとらえ、経済発展に共同体が果たした役割、市民社会からの政治改革の要求、開拓移民政策の転換、障害者の生活と福祉などについて論じる。
はしがき(寺本実)
序章 ドイモイの歩み(寺本実)
はじめに
第1節 ドイモイ前史
第2節 ドイモイ路線の採択
第3節 ドイモイ路線の展開
おわりに――なぜ「国家」と「社会」のかかわり、関係性に注目するのか
第1章 ドイモイ下のベトナムにおける「共同体」の存在と役割および「政府」の失敗――経済開発論的アプローチからみた“国家”と“社会”との関係(竹内郁雄)
はじめに
第1節 古田元夫、経済開発論、“国家”と“社会”との関係
第2節 新制度派的な経済開発論「共同体」の活用
第3節 ベトナムにおける「共同体」の存在と役割
第4節 「共同体」の活用における「政府」の「失敗」
おわりに――若干の補足
第2章 ベトナムにおける開拓移民政策からみた国家と社会の関係――1980年代の南北間人口移動の実態を中心に(岩井美佐紀)
はじめに
第1節 開拓移民政策の転換
第2節 ベトナムにおける国内開拓移住動向の変化
第3節 政府95号決定の意義
おわりに
第3章 ドイモイ下ベトナムの障害者の生活における「国家」と「社会」――紅河デルタにおける事例研究を通して(寺本実)
はじめに
第1節 ベトナムの障害者の概況
第2節 事例研究からみた生活状況
第3節 生活における「国家」と「社会」のかかわり、関係性
おわりに
第4章 ベトナムにおける党国家と市民社会の関係性――「実社会」からの政治改革の要求(中野亜里)
はじめに
第1節 国家と公民社会・実社会
第2節 社会から国家への政治的作用
第3節 実社会の公民社会化
おわりに
補章 先行研究の概観と本書の位置づけ(寺本実)
はじめに
第1節 日本における主な先行研究
第2節 日本以外での主な先行研究
おわりに
あとがき(寺本実)
索引
序章 ドイモイの歩み(寺本実)
はじめに
第1節 ドイモイ前史
第2節 ドイモイ路線の採択
第3節 ドイモイ路線の展開
おわりに――なぜ「国家」と「社会」のかかわり、関係性に注目するのか
第1章 ドイモイ下のベトナムにおける「共同体」の存在と役割および「政府」の失敗――経済開発論的アプローチからみた“国家”と“社会”との関係(竹内郁雄)
はじめに
第1節 古田元夫、経済開発論、“国家”と“社会”との関係
第2節 新制度派的な経済開発論「共同体」の活用
第3節 ベトナムにおける「共同体」の存在と役割
第4節 「共同体」の活用における「政府」の「失敗」
おわりに――若干の補足
第2章 ベトナムにおける開拓移民政策からみた国家と社会の関係――1980年代の南北間人口移動の実態を中心に(岩井美佐紀)
はじめに
第1節 開拓移民政策の転換
第2節 ベトナムにおける国内開拓移住動向の変化
第3節 政府95号決定の意義
おわりに
第3章 ドイモイ下ベトナムの障害者の生活における「国家」と「社会」――紅河デルタにおける事例研究を通して(寺本実)
はじめに
第1節 ベトナムの障害者の概況
第2節 事例研究からみた生活状況
第3節 生活における「国家」と「社会」のかかわり、関係性
おわりに
第4章 ベトナムにおける党国家と市民社会の関係性――「実社会」からの政治改革の要求(中野亜里)
はじめに
第1節 国家と公民社会・実社会
第2節 社会から国家への政治的作用
第3節 実社会の公民社会化
おわりに
補章 先行研究の概観と本書の位置づけ(寺本実)
はじめに
第1節 日本における主な先行研究
第2節 日本以外での主な先行研究
おわりに
あとがき(寺本実)
索引