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障害者ソーシャルワークへのアプローチ
本体2,500円+税
ISBN 9784750333854
判型・ページ数 A5・272ページ
出版年月日 2011/05/02

障害者ソーシャルワークへのアプローチ

その構築と実践におけるジレンマ

「障害者ソーシャルワーク」の構築に向け、障害領域における現状と課題を理論的に整理し、また実践において必然的に直面するジレンマを実践場面ごとに詳述する。障害者ソーシャルワーク発展のための外郭を描きだす試み。

 なぜ「障害者ソーシャルワーク」なのか――はじめににかえて

第1部 障害者ソーシャルワークの構築

第1章 障害者にとってソーシャルワーカーは必要か――「専門職」の限界と自己改革(横須賀俊司)
 1 はじめに
 2 ソーシャルワーカーとは何か
 3 ソーシャルワーカーは専門職なのか
 4 なぜソーシャルワーカーは専門職にこだわるのか
 5 ソーシャルワーカーは専門職に関する問題点に気づいているか
 6 ソーシャルワーカーは問題点に対処できているか
 7 おわりに――ソーシャルワーカーは自己変革できるか

第2章 障害者ソーシャルワークにおける新たな交互作用モデル――「開き直り」戦略をとおして(松岡克尚)
 1 はじめに
 2 障害者を取り巻くソーシャルワーク
 3 交互作用モデルの限界
 4 身体社会学における「身体」と「社会」
 5 障害学における「インペアメント」と「ディスアビリティ」
 6 障害者ソーシャルワークへの示唆
 7 おわりにかえて

第3章 障害者ソーシャルワークの提案する専門家像――フレックスナーの専門職論の呪縛から離れて(三島亜紀子)
 1 はじめに
 2 近代日本の障害者施設と専門職
 3 ソーシャルワーカーの専門職論の構造的ジレンマ
 4 オルタナティブな専門家の群像
 5 脱・フレックスナーの専門職論
 6 おわりに

第2部 実践におけるジレンマ

第4章 知的障害者の「自己選択」をめぐるジレンマ――ワーカーのジレンマ経験から支援関係を見直す(植戸貴子)
 1 はじめに
 2 自己選択とソーシャルワーク
 3 知的障害者と自己選択の制限
 4 知的障害者の自己選択の支援をめぐるジレンマ
 5 ジレンマに向き合う
 6 まとめ

第5章 支援者の不適切なパワー行使の抑制と「本人中心」の価値化――脳性麻痺者のひとり暮らし支援をとおして(安田美予子)
 1 はじめに
 2 Aさんがひとり暮らしとしての自立生活を実現する研究について
 3 職員Mさんの経験から
 4 結論

第6章 エンパワーメント実践の再考――ハンセン病問題学習におけるジレンマの再配置(小林洋司)
 1 はじめに
 2 複雑化する社会問題
 3 単純化されるエンパワーメント実践の功罪
 4 エンパワーメント実践としての「教育・学習」
 5 エンパワーメント実践の再検討――ハンセン病問題学習の事例から
 6 ハンセン病問題学習におけるジレンマの再配置

第7章 職業訓練における指導員のジレンマ――職リハの取り組みをとおして(太田啓子)
 1 はじめに
 2 障害者の一般な就労の現状
 3 職業リハビリテーションセンターの概要と役割
 4 A職業リハビリテーションセンターのカリキュラム
 5 カリキュラムを用いた訓練にみる指導員のジレンマ
 6 むすびにかえて

第8章 福祉用具は障害者を幸福にするか――アイデンティティ構築とディスアビリティの狭間で(松岡克尚・立花直樹・横須賀俊司)
 1 はじめに
 2 福祉用具とは何か
 3 障害者と福祉用具
 4 福祉用具と障害者ソーシャルワーク
 5 ジレンマの源としての福祉用具
 6 おわりに

 あとがき

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