ホーム > 「まじめ」な日本の私
「まじめ」な日本の私
本体2,200円+税
ISBN 9784750333649
判型・ページ数 4-6・312ページ
出版年月日 2011/03/30

「まじめ」な日本の私

ことばにゆれる心と社会

「まじめ」というありふれた日本語は、「まじめ」と言われても「ふまじめ」と言われても多くの人が嫌なニュアンスを感じとる不思議な言葉だ。「まじめ」という言葉を正面から取り上げた本書から、日本人の心のありようと日本社会のあり方が浮かび上がってくる。

 まえがき
 プロローグ 「まじめ」と「ふまじめ」

第一章 真面目とマジメ
 辞書の不思議
 複数の意味をめぐって
 若者にとっての「まじめ」
 MAJIMEのいろいろ
 ヤクザはMAJIMEか
 真面目からマジメへ

第二章 MAJIMEと不MAJIME
 MAJIME論の先駆者たち
 反逆精神としての反マジメ
 反マジメの相対性
 乗り越えとしての非まじめ
 非まじめと反マジメ
 逃避としての不MAJIME
 真面目と不MAJIMEの間
 「不MAJIME」の濫用
 「不MAJIME」と開き直る真面目

第三章 日本社会のマジメ現象
 セビロとハンコ
 「君が代」を歌い合う人々
 裁判官の従属
 検察「軍」主導の儀式的な刑事司法
 なぜ裁判員制度なのか
 コンピューター裁判は不MAJIMEか
 お守り言葉と裁判員が盾になる
 密室と守秘義務の壁
 日本人は議論ができるか
 裁判員制度をどう占う?
 日本の「罪と罰」
 それ本当ですか?ニッポンの基準
 「集団主義」と「お手本主義」
 沈黙するメディア
 マジメを生み出す日本の差別語規制
 PC運動どこ吹く風の米メディア
 敬語の本質
 考えさせない学校教育
 アリバイづくりの大学改革
 成果主義の虚像と実態
 日本で育ちにくい独創の芽
 去勢された専門家たち
 縮みたがる日本人
 日本人は不MAJIMEになったのか

第四章 性と結婚におけるMAJIME
 はじめに性ありき
 性的羞恥心は正常か
 結婚記号論
 契約としての結婚
 「理想の結婚」の逆説
 「道徳」としての結婚
 独身裁判
 「できちゃった婚」から「おめでた非婚」へ
 公然わいせつが性道徳に含まれる?
 性行為に愛は必要か
 悔い改める性教徒たち
 日本人の性と結婚は変わるか

 エピローグ 真面目な私を求めて

 あとがき

同じジャンルの本

このページのトップへ