本体2,800円+税
ISBN | 9784750333557 |
---|---|
判型・ページ数 | A5・160ページ |
出版年月日 | 2011/03/03 |
学習成果の認証と評価
働くための知識・スキル・能力の可視化
学習は学校だけで行われる活動ではない。日常生活や仕事などで身に付いた知識やコンピテンシーを「見える化」することの重要性が高まっている。本書は、学校外での学習の個人的・経済的・社会的な利益を探り、学習の成果認証に関する政策実践を評価し検討する。
【関連サイト】
●OECD教育局教育訓練政策課(英語サイト)
●OECD東京センター
●山形大学教育企画室
日本語版への序文(OECD教育局教育訓練政策課課長:デボラ・ローズベール)
本書で使われる用語・概念について(松田岳士)
序文
要旨
第1章 学習成果認証の背景と主要な概念
第1節 はじめに
第2節 研究の範囲と焦点
第3節 論点と定義:ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果を可視化する
3.1 多くの国や地域における関心の増加:学習から評価へ
3.2 学習環境の定義
3.3 学習成果
3.4 認証:複数の段階におけるいくつかの事項を反映した単独の活動
3.5 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果認証プロセス
第4節 参加国で用いられている定義
第5節 結論
引用文献
第2章 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果を認証する理由
第1節 はじめに
第2節 個人にとっての利益
2.1 個人にとっての経済的利益
2.2 個人にとっての教育的利益
2.3 個人にとっての社会的利益
2.4 その他の個人的な利益
第3節 雇用主と実業界にとっての利益
3.1 経済的利益
3.2 仕事の世界と訓練の世界のつながりを改善する
3.3 規制と質保証
3.4 採用と作業組織
第4節 学習もしくは認定を提供する者にとっての利益
4.1 国レベルでの多様な実践
4.2 認定された資格のための認証
第5節 労働組合とソーシャルパートナーにとっての利益
第6節 政府にとっての利益
6.1 より競争力のある経済
6.2 民主主義とシチズンシップ
6.3 より効果的なシステム
6.4 公共の活動メカニズム
引用文献
付録2.A1 認定された資格の認証
第3章 公共政策の選択肢
第1節 はじめに
第2節 コミュニケーションの組織化と透明度の向上
2.1 適切な用語を選び、それをコミュニケーションで用いること
2.2 情報提供、カウンセリング、ガイダンスを組織化し強化すること
2.3 認証をより包括的なキャリアパスの中心課題にすること
2.4 すべての利害関係者と協働し引き入れること
2.5 触媒として資格の枠組みを構築すること
2.6 雇用主とコミュニケーションすること
2.7 矛盾のない公式な政策の立場を構築すること
第3節 認証を生涯学習メカニズムの一部にする
3.1 認証の概念を用いて初期の教育・訓練と成人学習を統合すること
3.2 高等教育において部分的な成果を認証する
3.3 大学に認証への興味を持ってもらう
3.4 マイノリティや移民にとっての認証
第4節 認証手続きとプロセスの改善
4.1 認証を現存の資格標準と統合する
4.2 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果に対する質の評価を保証する
4.3 評価プロセスを改善する
4.4 評価者を育成する
4.5 認証の手続きと公式な学習の提供手続きを標準化する
4.6 認証に近づく方法の公正さと平等
第5節 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果認証の促進
5.1 資格の一覧を提供する
5.2 パートナーシップを構築する
5.3 言行を一致させる
5.4 労働市場の需要に対して注意を払う
5.5 より広い範囲の能力を認証する
5.6 認証システムをより継続的にする
第6節 データ収集と調査活動の促進
6.1 影響効果研究のための(長期にわたる)より多くの良質なデータ収集
第7節 認証のコストと利益の特定
7.1 認証コストの性格
引用文献
日本の現状から考える学習成果の認証――訳者あとがき
図
図1.1 公式な学習からインフォーマル学習への連続体
図1.2 多様な認証プロセスの様々な段階
図2.1 認定された資格へのアクセス経路と資格の相対的重要性
図2.A1.1 公式な教育の文脈における資格:全般的な枠組み
図2.A1.2 公式な教育の文脈における学習期間:追加コストの可能性
図2.A1.3 資格取得の手続きにおけるノンフォーマル・インフォーマル学習の位置
図2.A1.4 資格取得を目指した公式な学習への認証の適用
図2.A1.5 資格取得手続きのための公式な学習を短縮する手段としての認証
図2.A1.6 認証は常に認定された資格につながるわけではない
図2.A1.7 認証による資格の完全取得
表
表1.1 学習の文脈
表1.2 認証の段階と焦点
表1.3 重要な段階の定義とキーワード
表1.4 最も一般的に使用されている用語の要約(国別)
本書で使われる用語・概念について(松田岳士)
序文
要旨
第1章 学習成果認証の背景と主要な概念
第1節 はじめに
第2節 研究の範囲と焦点
第3節 論点と定義:ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果を可視化する
3.1 多くの国や地域における関心の増加:学習から評価へ
3.2 学習環境の定義
3.3 学習成果
3.4 認証:複数の段階におけるいくつかの事項を反映した単独の活動
3.5 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果認証プロセス
第4節 参加国で用いられている定義
第5節 結論
引用文献
第2章 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果を認証する理由
第1節 はじめに
第2節 個人にとっての利益
2.1 個人にとっての経済的利益
2.2 個人にとっての教育的利益
2.3 個人にとっての社会的利益
2.4 その他の個人的な利益
第3節 雇用主と実業界にとっての利益
3.1 経済的利益
3.2 仕事の世界と訓練の世界のつながりを改善する
3.3 規制と質保証
3.4 採用と作業組織
第4節 学習もしくは認定を提供する者にとっての利益
4.1 国レベルでの多様な実践
4.2 認定された資格のための認証
第5節 労働組合とソーシャルパートナーにとっての利益
第6節 政府にとっての利益
6.1 より競争力のある経済
6.2 民主主義とシチズンシップ
6.3 より効果的なシステム
6.4 公共の活動メカニズム
引用文献
付録2.A1 認定された資格の認証
第3章 公共政策の選択肢
第1節 はじめに
第2節 コミュニケーションの組織化と透明度の向上
2.1 適切な用語を選び、それをコミュニケーションで用いること
2.2 情報提供、カウンセリング、ガイダンスを組織化し強化すること
2.3 認証をより包括的なキャリアパスの中心課題にすること
2.4 すべての利害関係者と協働し引き入れること
2.5 触媒として資格の枠組みを構築すること
2.6 雇用主とコミュニケーションすること
2.7 矛盾のない公式な政策の立場を構築すること
第3節 認証を生涯学習メカニズムの一部にする
3.1 認証の概念を用いて初期の教育・訓練と成人学習を統合すること
3.2 高等教育において部分的な成果を認証する
3.3 大学に認証への興味を持ってもらう
3.4 マイノリティや移民にとっての認証
第4節 認証手続きとプロセスの改善
4.1 認証を現存の資格標準と統合する
4.2 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果に対する質の評価を保証する
4.3 評価プロセスを改善する
4.4 評価者を育成する
4.5 認証の手続きと公式な学習の提供手続きを標準化する
4.6 認証に近づく方法の公正さと平等
第5節 ノンフォーマル・インフォーマル学習の成果認証の促進
5.1 資格の一覧を提供する
5.2 パートナーシップを構築する
5.3 言行を一致させる
5.4 労働市場の需要に対して注意を払う
5.5 より広い範囲の能力を認証する
5.6 認証システムをより継続的にする
第6節 データ収集と調査活動の促進
6.1 影響効果研究のための(長期にわたる)より多くの良質なデータ収集
第7節 認証のコストと利益の特定
7.1 認証コストの性格
引用文献
日本の現状から考える学習成果の認証――訳者あとがき
図
図1.1 公式な学習からインフォーマル学習への連続体
図1.2 多様な認証プロセスの様々な段階
図2.1 認定された資格へのアクセス経路と資格の相対的重要性
図2.A1.1 公式な教育の文脈における資格:全般的な枠組み
図2.A1.2 公式な教育の文脈における学習期間:追加コストの可能性
図2.A1.3 資格取得の手続きにおけるノンフォーマル・インフォーマル学習の位置
図2.A1.4 資格取得を目指した公式な学習への認証の適用
図2.A1.5 資格取得手続きのための公式な学習を短縮する手段としての認証
図2.A1.6 認証は常に認定された資格につながるわけではない
図2.A1.7 認証による資格の完全取得
表
表1.1 学習の文脈
表1.2 認証の段階と焦点
表1.3 重要な段階の定義とキーワード
表1.4 最も一般的に使用されている用語の要約(国別)
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