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権力と身体
本体4,800円+税
ISBN 9784750333311
判型・ページ数 A5・292ページ
出版年月日 2011/01/31

権力と身体

本書では「権力と身体」の本質に迫るため、第1部では同性愛、宗教、「生政治」を取り上げ、第2部では生殖をとりまく権力構造と多様な生殖コントロールに焦点をあて、第3部では古代から現代までの日本における買売春の成立と展開、近現代の心身売買を扱う。

 『ジェンダー史叢書』刊行にあたって
 序論――「権力と身体」をめぐって(三成美保)

第1部 身体とセクシュアリティ

 第1章 総論――ジェンダー/セクシュアリティ/身体(荻野美穂)
 第2章 「同性愛者」の歴史的機能(星乃治彦)
 第3章 社会の護持と改編――二〇世紀初頭アメリカの性衛生学者モローをめぐって(松原宏之)
 【コラム】
  ・古代ギリシアの同性愛(栗原麻子)
  ・キリスト教とセクシュアリティ(髙田京比子)
  ・インドの「ヒジュラ」――セクシュアル・マイノリティとしての歴史(國弘暁子)

第2部 権力と生殖

 第1章 近世の生殖政策と女性・家族・共同体(太田素子)
 第2章 アメリカ合衆国における生殖のコントロールと人種関係――優生学と優生思想をめぐって(上杉佐代子)
 第3章 中国におけるバース・コントロールの方法(小浜正子)
 第4章 戦後ドイツの生殖法制――─「不妊の医療化」と女性身体の周縁化(三成美保)
 【コラム】
  ・「産婆」の登場――「産婆」とは誰か(沢山美果子)
  ・産児調節運動と政治権力(石崎昇子)

第3部 買売春と人身売買

 第1章 日本における買売春の成立と変容――古代から中世へ(服藤早苗)
 第2章 公娼制の成立・展開と廃娼運動――日本近世~近代へ(曽根ひろみ・人見佐知子)
 第3章 人身売買─性奴隷制を考える(若尾典子)
 第4章 被差別部落と買売春(藤目ゆき)
 【コラム】
  ・フランスにおける買売春の歴史と現代(中嶋公子)

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