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人の移動と文化の交差
本体4,800円+税
ISBN 9784750333212
判型・ページ数 A5・324ページ
出版年月日 2011/01/15

人の移動と文化の交差

第7巻では、人々の移動と諸文化の交流の視点から、地域と時代を横断してみられたジェンダー言説を掬い上げることによって、既存の歴史理解・記述を読み直す可能性を探っている。ながく歴史の闇に埋め込まれた女たちの営為を復権する。

 『ジェンダー史叢書』刊行にあたって
 はじめに(粟屋利江/松本悠子)

第1部 前近代における人と文化の移動
 第1章 古代キリスト教とジェンダー テクラ信仰――越境と自立の神話(足立広明)
 第2章 仏教と女性――古代インドから中国・日本へ(岸田知子)
 ■コラム イル・ハーン国へ嫁いだビザンツ皇女(井上浩一)

第2部 「労働力」の移動とジェンダー規範
 第1章 一九世紀東アフリカ沿岸部社会の奴隷制とジェンダー――『スワヒリ人たちの慣習』を手がかりにして(鈴木英明)
 第2章 自由しかし二流――仏領アンティル諸島における奴隷解放とジェンダー(ミリアム・コティアス[訳:松本悠子])
 第3章 カナダの日系移民――ジェンダー視点からの考察(山田千香子)
 第4章 大量移民現象と婦女売買――第二帝政期ドイツでの議論を中心に(日暮美奈子)
 ■コラム からゆきさん(宋連玉)

第3部 帝国・植民地支配とジェンダー)
 第1章 メアリ・キングズリの文化相対主義――植民地経験のなかのジェンダー(井野瀬久美惠)
 第2章 「女児の命」をめぐる闘争――英領期インドにおける女嬰児殺しをめぐって(粟屋利江)
 第3章 朝鮮の近代的ジェンダー論の形成における「帝国」と女性エージェント(朴宣美)
 第4章 アボリジニのローカルな歴史的経験とジェンダー(窪田幸子)
 ■コラム 「大陸の花嫁」――表象と経験(古久保さくら)

第4部 国民国家とその後)
 第1章 オーストラリア連邦の結成とジェンダー(藤川隆男)
 第2章 ムスリム女性であり、フランス市民であること――二〇〇三年イスラームのスカーフ事件におけるムスリム女性市民運動(FFEME)の位置(浪岡新太郎)
 第3章 グローバリゼーション研究と課題としてのジェンダー(伊豫谷登士翁)
 ■コラム ナショナリズムと人種――「ニグロ・ゴールド・スター・マザー」(松本悠子)
 ■コラム 沖縄の女性とアジア(勝方=稲福恵子)

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