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立ち読み
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本体3,900円+税
ISBN 9784750333199
判型・ページ数 A5・368ページ
出版年月日 2011/01/15
フォーマット 価格
単行本 3,900円+税
電子書籍 3,120円+税

国際移動と教育 (単行本)

東アジアと欧米諸国の国際移民をめぐる現状と課題

日本で人の国際移動に関わる教育問題が顕在化して20年。本書は日本と台湾、韓国における外国人子女教育の現況を俯瞰し今後の課題を提示する。またドイツ、イギリス、カナダにおける多文化教育の事例を基に多民族共存の課題を分析し、日本との比較考察の材料を示す。

 

【執筆者・訳者一覧】(執筆順)

宮島 喬(みやじま・たかし)
江原 裕美(えはら・ひろみ)
土屋 千尋(つちや・ちひろ)
小島 祥美(こじま・よしみ)
佐野 通夫(さの・みちお)
二井 紀美子(にい・きみこ)
浅沼 茂(あさぬま・しげる)
西井 麻美(にしい・まみ)
本保 恭子(もとやす・きょうこ)
西崎 博子(にしざき・ひろこ)
渡辺 幸倫(わたなべ・ゆきのり)
李 ●鉉[●=土乎](い・ほひょん)
帆足 哲哉(ほあし・てつや)
王 宏仁(Hong-zen WANG)
洪 福財(Futsai HUNG)
志賀 幹郎(しが・みきお)
馮 涵棣(Heidi FUNG)
櫻井 惠子(さくらい・けいこ)
山崎 直也(やまざき・なおや)
木戸 裕(きど・ゆたか)
中島 久朱(なかじま・くす)
坂本 光代(さかもと・みつよ)
カルダー 淑子(カルダー・としこ)
児玉 奈々(こだま・なな)

 はしがき

 はじめに グローバル化のなかの人の移動と民族――教育を考える視点から(宮島喬)


第I部 日本における国際移動にまつわる教育問題

第一章 日本における外国人受け入れと子どもの教育――国際移動と「外国人子女教育」の課題(江原裕美)
第二章 外国人集住地域の小学校のとりくみと教員の意識変容(土屋千尋)
第三章 ブラジル学校の現状と課題を考える(小島祥美)
第四章 日本にいる外国の子ども(佐野通夫)
 コラム「日本で育った子どもたちの今」(二井紀美子)
第五章 カリキュラム・エンパワーメントと教授言語の問題(浅沼茂)
第六章 多文化共生の社会にむけた教員養成への視座(西井麻美・本保恭子・西崎博子)
第七章 多文化社会における養育者の教育観の形成――新宿のニューカマー韓国人を対象とした探索型集団面接から(渡辺幸倫・李ホヒョン・帆足哲哉)


第II部 東アジアの国際移動と教育問題

第一章 台湾における移民受け入れ政策と統治技術(王宏仁)
第二章 台湾における国際結婚家庭の子育て(洪福財)
 コラム「亜熱帯の松明──台湾国民小学二校見学記──」(志賀幹郎)
第三章 ベトナム人女性の育児における文化概念(馮涵棣)
第四章 韓国における多文化家庭の子供の教育(櫻井惠子)


第III部 多民族共存への課題 国家・社会・個人

第一章 多元社会とインクルージョン――ドイツの外国人子女教育から(木戸裕)
第二章 現代イギリスの多文化主義と社会統合――公教育における多様性の容認と平等の問題(中島久朱)
第三章 カナダにおける外国籍児童生徒の就学への対応――在トロント日系新移住者を事例として(坂本光代)
 コラム「アメリカの補習校における新世代の母語教育」(カルダー淑子)
第四章 カナダにおけるマイノリティの言語・教育文化と共同体主義的な多文化主義─アルバータ州エドモントンの教育の動向から(児玉奈々)


 おわりにかえて
 あとがき
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