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民衆が語る貧困大国アメリカ
本体3,800円+税
ISBN 9784750333236
判型・ページ数 4-6・416ページ
出版年月日 2011/01/01

民衆が語る貧困大国アメリカ

自由で不平等な福祉小国の歴史

19世紀以来の貧困大国の実態を、奴隷、ホームレス、貧困層の女性などの視点を中心に描きとる。民衆はいかにコミュニティを形成し、住まいを確保し、食糧を見つけ、職を探し、子どもを世話し、福祉を求め差別と闘ってきたのか――語りを通し生の実像に迫る。

序章 「怒れる貧者」と救済の「定法」

第一章 生きのびる――私は弟の番人か?
 ゲットーの「病理」
 スラム街のもうひとつの顔
 貧者どうしの助け合い
 ゲットーの政治経済学
 助け合いのコミュニティー

第二章 ねぐら――ホームとよべる場所
 施設の生活
 路上にて
 退役軍人からホームレスへ
 放浪生活
 放浪する女性たち
 政府援助の例外
 他人の親切

第三章 食べる――ゴミあさり
 「アメリカに飢餓はない」
 信仰と食べ物
 ゴミあさり

第四章 働く――依存すること、しないこと
 働き、かつ福祉を受ける
 さまざまな依存のかたち

第五章 愛する――女性と子ども
 責任とはなにかを再考する
 母親であること
 父親たち
 セックスと支配と貧困
 子どもたち

第六章 尊敬――救済の代償
 貧者が払う代償
 福祉という最後の手段

第七章 逃亡――黒人と打ちひしがれた者たち
 福祉に関する分析範囲の再定義
 奴隷制と福祉
 つかのまの救済
 ジム・クロウと黒人からみたニューディール
 貧困と労働と刑務所

第八章 降伏――貧困の文化?
 「丘の上の町」はない
 あきらめることの正当性

第九章 抵抗――パンか血か
 消極的な抵抗
 行動による抵抗
 福祉を受ける権利
 憤りを肯定する

終章 貧困の計算
 公式の数字にみる貧困
 生涯にわたる貧困
 相対的貧困
 不平等
 流動性〈モビリティー〉
 「自由の喪失」としての貧困

 原註
 監訳者あとがき
 索引

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