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児童養護施設のソーシャルワークと家族支援
本体3,500円+税
ISBN 9784750333106
判型・ページ数 A5・272ページ
出版年月日 2010/11/29

児童養護施設のソーシャルワークと家族支援

ケース管理のシステム化とアセスメントの方法

児童養護施設での支援過程にソーシャルワークはどう介在させることができるのか。筆者が30年以上前から考えてきた本テーマは、現場実践者たちとの研究会でさらに深化した。その学びの成果をもとに経験主義的な支援に科学化・標準化の必要性を論じた刺激的論考。

 はじめに

第1章 児童養護施設で暮らす子どもとその家族の生活断面
 第1節 現代社会における人びとの暮らしと社会福祉
 第2節 児童養護施設で暮らす子どもが抱える背景的課題
 第3節 児童養護施設における「子育ち」支援を取り巻く諸相
 第4節 児童養護施設における家族支援の基本的視座

第2章 児童養護施設におけるソーシャルワークの体系化のために
 第1節 施設養護としての支援過程への評価
 第2節 ソーシャルワークを体系化するための前提的作業
 第3節 児童養護施設実践の中核機能はケアワークなのか
 第4節 家庭支援専門相談員業務の構造

第3章 児童養護施設とクリティカル・ソーシャルワーク
 第1節 施設養護としての支援過程の混迷
 第2節 「クリティカルな眼差し」とソーシャルワークの支援過程
 第3節 クリティカル・ソーシャルワークとは
 第4節 「クリティカルな眼差し」の基本的な視座と施設養護
 第5節 家族を支援する施設養護の科学化のために


第4章 児童養護施設実践の支援原則とソーシャルワーク
 第1節 検討すべき課題の提起
 第2節 実践現場の混乱とアイデンティティの喪失
 第3節 「ワーカー」「利用者」関係から考える施設養護の実践原則
 第4節 「実践原則」から構想する施設養護としての支援過程

第5章 施設養護としての家族支援とケース管理の方法
 第1節 確認すべき課題
 第2節 家族支援の場におけるアセスメントと一元的な管理の意義
 第3節 一元的なケース管理とITを活用するアセスメントの方法
 第4節 施設養護におけるスーパービジョンとケース管理

第6章 家族支援のためのアセスメントと支援計画策定の実際――ケース管理のシステム化を目指して
 第1節 共有したい課題意識
 第2節 事例[1]佐藤峰夫(仮名) 相談受理過程における主訴の誤認識
 第3節 事例[2]神永神(仮名) 義父による実母へのDVと本児への暴力
 第4節 事例[3]田淵明(仮名) 両親の勾留
 第5節 事例[4]木村良人(仮名) 乳児院からの措置変更
 第6節 小括

第7章 グループという場で子どもと家族を支援するソーシャルワーカーに贈る言葉
 第1節 施設養護における「持続可能性」の視点
 第2節 グループ状況における支援=「手を放せ目を離すな」の意味再考
 第3節 おわりに

 あとがき(拙稿一覧)

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