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アフガニスタンを想う
本体2,800円+税
ISBN 9784750332826
判型・ページ数 4-6・288ページ
出版年月日 2010/10/12

アフガニスタンを想う

往還半世紀

ソ連軍侵攻と撤退後の内戦、9・11後の対タリバーン戦争によって国土は荒廃し、世界に誇る文化遺産の多くが破壊された。半世紀にわたりバーミヤン遺跡の調査に携わってきた著者が、アフガンの復興と遺跡の保存修復の足どりを、自らのこの国への想いを重ねながら綴る。

 はじめに

第1章 戦火の中で
 ソ連軍侵攻一年
 アフガニスタンを愛する人びとへ
 カーブルの夏
 バルフで見た夢――マザーリ・シェリフの一夜
 「約束の地」に眠る大冒険家
 玄奘の足跡を求めて

第2章 戦禍の果てに
 アフガニスタン支援の核になにを据えるか
 日本は「文化貢献」を模索すべき
 石版刷りで生まれた「ニュースの灯」
 イスラーム精神の原点
 バーミヤン大仏の再興
 アフガニスタン仏教遺跡の現状(二〇〇二年)――破壊され略奪される遺跡の行方と復興への道
 アフガニスタン仏教遺跡の現状(二〇〇四年)――なぜバーミヤンの復興は必要なのか
 アフガニスタン仏教遺跡の現状(二〇〇七年)――相次ぐ発見が仏教史に新たな光をあてる

第3章 未来を見つめて
 バーミヤン――その永遠のイメージ
 東西交流と仏教文化
 文化支援へのメッセージ――国際シンポジウムから
 二一世紀の一時代を画す記念碑的事業
 仏跡復興に日本の支援を
 二五年ぶりのバーミヤン再訪
 復興への智慧を持ち寄ろう
 現状調査より帰国して
 バーミヤン遺跡を後世に

第4章 埃まみれの保存・修復
 わが心のバーミヤン――前田耕作さんに聞く
 感慨深い仏典の発見
 再生途上の「文化的景観」
 こころが支える人類の遺産
 ドクメンタ・バーミヤーナ
 現場からの報告
 保存事業にも創造性がなければ
 バーミヤンで“ロック”フェスタ

第5章 人類の遺産
 アフガニスタンの古代文化
 バーミヤン石窟の仏教美術

第6章 遺跡と向き合う
 子供たちとの対話
 こころ魅するアフガニスタン
 バーミヤン壁画――蘇った文様
 日本とアフガニスタンを結んだ人びと
 アジアを通して日仏をつないだ二人の考古学者
 アフガニスタン・バーミヤン再訪の記
 文化が生き残れば、国もまた生き残る
 フランス隊による遺跡発掘

第7章 記憶と夢
 バーミヤン仏教遺跡の昔と今
 深山のオアシスに開花した仏教文化
 梵衍那図譜(バーミヤンイメージ)
 アフガニスタンは変わるか
 新しいステージ――心に灯をともす支援を
 「民生」を「民死」にしないために

 あとがき

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