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新訂版 移民・教育・社会変動
本体2,800円+税
ISBN 9784750332635
判型・ページ数 4-6・416ページ
出版年月日 2010/09/01

新訂版 移民・教育・社会変動

ヨーロッパとオーストラリアの移民問題と教育政策

今日のトランスナショナルな移住という新たな現象に対し「教育」はどう対応すべきか? 移民国家として長い経験をもつヨーロッパの6カ国とオーストラリアについて、移民の子どもへのアイデンティティ教育、市民権教育、言語教育を中心に教育政策の課題を考察する。

 はしがき一(ジークリット・ルヒテンベルク/山内乾史訳)
 はしがき二(ジェームズ・A・バンクス/山内乾史訳)
 謝辞(ジークリット・ルヒテンベルク/山内乾史訳)


第一章 イントロダクション(ジークリット・ルヒテンベルク/山内乾史訳)

第二章 トランスナショナリズムと移住――社会科学の新しい課題と教育(ラドガー・プライズ/乾美紀訳)
 移民の教育達成と受け入れ――トランスナショナルなパースペクティブの必要性
 国際化の多様性(多様化する国際性)二一世紀に向けての類型学
 結論――トランスナショナルな移住と新しいヨーロッパ?

第三章 (新たな形態の)移住――教育への挑戦(ジークリット・ルヒテンベルク/山内乾史訳)
 ドイツにおける移住と教育――展開と現状
 近年の移住の諸形態

第四章 学校における集合的連帯と社会的アイデンティティの構築――統一後の西ベルリンにおける移民の若者に関する事例研究(ザビーネ・マニッツ/葉柳和則訳)
 ドイツの学校における移民の子ども
 統合様式の十字路としての学校
 差異についての支配的イメージ――ドイツ人と他者
 グループの境界の再生産と脱構築――「外国系の」青年たちのアイデンティティをめぐる語り
 結論

第五章 イギリスにおける移民とマイノリティの教育(サリー・トムリンソン/植田(梶間)みどり訳)
 序論
 移民のパターン
 移民とマイノリティの経験
 一九八八年以降の教育市場
 排除された児童生徒と成績不振校
 学校の多様性
 マイノリティの学力
 カリキュラムの問題点
 教師の研修
 宗教学校
 結論

第六章 エスニック化した学校の発見――フランスの事例(フランソワーズ・ロルスリー/白鳥義彦訳)
 エスニック化した学校――複雑な研究プログラム
 場違いな生徒
 親――学校選択とエスニシティ
 学校関係者とエスニシティ
 学校とエスノナショナリズム――明示的なカリキュラムから隠されたカリキュラムへ?

第七章 ヨーロッパの新しい移――住教育の変化と挑戦・ギリシアからのパースペクティブ(ソウラ・ミタキドウ、ジョルギオス・チアカロス/加藤善子訳)
 ギリシアの移民
 教育をめぐる問題
 挑戦

第八章 家庭と学校での移民マイノリティ言語に関するヨーロピアン・パースペクティブ(ヒュース・エキストラ、クットライ・ヤムル/杉野竜美訳)
 人口統計学的パースペクティブ
 社会言語学的パースペクティブ
 教育的パースペクティブ

第九章 多言語国家、多文化国家としてのスウェーデン――学校と教育への影響(トア・オッターラプ/武寛子訳)
 イントロダクション
 初期の言語的マイノリティ
 新たな言語マイノリティ
 教育に対する移民の効果
 マイノリティの生徒の学問的成功
 結論

第一〇章 オーストラリア――多文化主義、グローバリゼーション、トランスナショナリズムへの対応に見る教育の変革と課題(クリスティーヌ・イングリス/江田英里香訳)
 変化するオーストラリアの移住パターン
 移民の定住と受け入れに関する政策の変化
 移住と民族的多様性に対するオーストラリアの教育的対応
 結論

 監訳者あとがき(山内乾史)

 編者紹介
 翻訳者紹介


図表目次

 図2-1 ドーニャ・ロサのトランスナショナルな家族
 図6-1 教育システムにおけるエスニシティの様態と利害関係とを研究するための分析枠組み
 図8-1 多言語都市プロジェクト(MCP)の概略

 表2-1 国際的な移民の四つの理念型
 表2-2 国際化の七つの形態
 表8-1 EU12カ国におけるマグレブとトルコを出自とする住民の公式人数(国籍の基準に基づく)、1994年1月
 表8-2 (個人、母親、父親の)出生国を統合した基準(BCPMF)と国籍の基準に基づいたオランダの人口、1月
 表8-3 多文化的社会における人口グループの定義とアイデンティフィケーションのための基準
 表8-4 多文化的コンテクストを持つ4カ国における国勢調査の概観
 表8-5 MCP質問紙の概略
 表8-6 多言語都市プロジェクトのデータベースの概略
 表8-7 ハーグのデータベースの概略
 表8-8 最も多く報告された家庭言語ランキング21言語
 表8-9 四つの言語の次元の平均値に基づく、言語グループごとの言語活力インデックス(LVI)(%)
 表8-10 ヨーロッパの初等教育および中等教育におけるコミュニティ言語の教授(CLT)のステイタス
 表8-11 中等教育における言語のヒエラルキー、地位の降順(1~6に分類)

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