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はじめて読む「成年後見」の本
本体1,800円+税
ISBN 9784750332543
判型・ページ数 A5・212ページ
出版年月日 2010/08/19

はじめて読む「成年後見」の本

制度の仕組みから具体的な手続きまでをわかりやすく解説

認知症の増加や権利擁護の重要性から成年後見制度の利用は今度ますます増えていくことが予想される。人生において誰もが被後見人等になる可能性があり、ほかの家族の後見人になることもある。本書では制度の概要から利用方法、現状までを専門家が丁寧に解説する。

はじめに

 プロローグ 成年後見制度の理念

第1章 成年後見制度とは何か
 1-1 判断能力が不十分な人を支援する制度
 1-2 成年後見制度はなぜ必要なのか
 1-3 成年後見制度の種類
 1-4 成年後見制度活用のメリット・デメリット
 1-5 成年後見人は何をする人?
 1-6 成年後見人にはどんな人がなる?
 1-7 成年後見監督人とは?
  ○コラム「後見人いろいろ」

第2章 法定後見制度とは
 2-1 法定後見制度とは
 2-2 成年後見人等の権限
 2-3 成年後見人等の事務
 2-4 成年後見人等の選任及び終了事由、成年後見人の報酬等
 2-5 成年後見人等の監督システム
 2-6 成年後見等の申立手続
 2-7 申立後の流れ
  ○コラム「後見・保佐・補助類型の仕事と報酬バランス」

第3章 任意後見制度とは
 3-1 任意後見制度は契約
 3-2 民法上の他の契約もうまく利用
 3-3 任意後見人の職務と報酬
 3-4 任意後見契約の結び方と費用
 3-5 任意後見監督人の選任と費用
 3-6 任意後見監督人の職務と報酬
 3-7 任意後見契約の変更と解除
 3-8 任意後見契約の実際例
  ○コラム「後見人の変わった仕事」

第4章 成年後見制度と関わる制度
 4-1 見守り契約
 4-2 財産管理契約
 4-3 日常生活自立支援事業
 4-4 死後の事務委任契約
 4-5 遺言・相続
 4-6 信託
 4-7 リバースモーゲージ制度
 4-8 介護保険制度
 4-9 障害者自立支援法
 4-10 成年後見制度利用支援事業
  ○コラム「相続争いはすさまじい」

第5章 成年後見実践レポート
 5-1 社会福祉士としての取り組み
 5-2 司法書士としての取り組み
 5-3 弁護士としての取り組み
 5-4 行政書士としての取り組み
 5-5 NPO法人としての取り組み
 5-6 福祉施設としての取り組み
  ○コラム「後見業務は一人でできない・抱え込まない」

第6章 成年後見制度と密接に関わる職種
 6-1 地域包括支援センターでの取り組み
 6-2 知的障害者親の会としての取り組み
 6-3 医療ソーシャルワーカーとしての取り組み
 6-4 精神障害者にとっての成年後見制度
  ○コラム「福祉の人材不足とサービスの質について」

第7章 後見業務の問題点と後見人等の役割
 7-1 成年後見人の職務範囲の問題
 7-2 後見人報酬の問題
 7-3 本人死亡後の事務の問題
 7-4 成年後見申立及び実務に関わる問題
 7-5 成年後見人不足と質の問題
 7-6 任意後見制度に関する問題
 7-7 本人の代弁者・保護者としての役割
 7-8 情報提供・調整者としての役割
  ○コラム「知的障害者の親亡き後問題について」

第8章 これから成年後見制度と関わる方へ
 8-1 これから成年後見制度を利用する方へ
 8-2 成年後見制度を仕事にしたい方へ
 8-3 市民後見人として活動したい方へ
  ○コラム「成年後見はビジネスになるか?」

第9章 成年後見に必要な書式
 9-1 法定後見申立書式
 9-2 任意後見契約書式
 9-3 困ったときの相談機関

 おわりに

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