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中東・北アフリカのディアスポラ
本体5,000円+税
ISBN 9784750331867
判型・ページ数 A5・276ページ
出版年月日 2010/05/01

中東・北アフリカのディアスポラ

古来より民族、文化、国家の十字路にあって、人、モノ、情報が行き交う土地として発展してきた中東・北アフリカ地域の多様なディアスポラの姿を、「被害者ディアスポラ」「労働ディアスポラ」「交易ディアスポラ」「植民ディアスポラ」に分類して描く。

「叢書グローバル・ディアスポラ」刊行にあたって
 序論(宮治美江子)

I  民族国家の成立を契機としての被害者ディアスポラ
 第1章 パレスチナ人ディアスポラ(臼杵陽)
 第2章 越境と離散のクルド人(山口昭彦)
 第3章 古い移民、新しい移民──アルメニアからの移民(吉村貴之)

II 革命の結果としての被害者ディアスポラ
 第1章 中央アジアのムハージル(小松久男)
 第2章 アメリカのイラン人──ロサンゼルスのイラン人ディアスポラを事例に(中西久枝)

III 労働ディアスポラ──出身地とのネットワークを中心に
 第1章 マグリブからフランスへのディアスポラ──アルジェリア移民の事例から(宮治美江子)
 第2章 トルコ人のドイツへの移民(中山紀子)

IV 交易ディアスポラと植民ディアスポラ
 第1章 レバノン系・シリア系移民ディアスポラを考える(宇野昌樹)
 第2章 南アラビア、ハドラマウト地方出身移民の変遷(新井和広)
 第3章 オマーンと東アフリカ間の移民──帰還移民を中心に(大川真由子)

 索引

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