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忘れられた人々 日本の「無国籍」者
本体1,800円+税
ISBN 9784750331508
判型・ページ数 4-6・168ページ
出版年月日 2010/03/01

忘れられた人々 日本の「無国籍」者

日本の外国人問題のなかでも、見過ごされてきた「無国籍」。国々のはざまに置き去りにされ、正確な人数や生活も明らかになっていない。自らも30年間無国籍でありつづけた編者と、当事者、研究者らが一堂に会し、喫緊の問題に真正面から取り組んだ初の試み。

はじめに
 刊行に寄せて

I 「見えない人々」を可視化する

 1 なぜいま、無国籍問題か?
  無国籍者から国籍を問う/世界人権宣言と無国籍
 2 ドキュメンタリー映画からみた無国籍者
 3 国家に所属しない人々の研究をめざして
 4 基調講演「忘れられた人々」――無国籍の問題に対応する国際的な枠組みについて
  世界各地における無国籍の現状
  法律上の無国籍と事実上の無国籍
  国籍(nationality)、市民権(citizenship)、そして無国籍(statelessness)
  法律上の無国籍となる理由
  事実上の無国籍となる理由
  無国籍者に関する国際条約
  UNHCRの取り組み
  日本社会に発信するはじめてのフォーラム
 5 無国籍の著名人

II 当事者の声から無国籍の現状を知る――パネルディスカッション〈第1部〉

 1 「私」と無国籍
  「法的に存在しない子どもたち」と出会って
  在日ベトナム難民二世として生まれて
  「どうすればいいのかわからない」苦しみ
  行政手続きのはざまに落ちて
  国家の崩壊を経験して
  意識してこなかった人々の存在を知って
 2 無国籍者がかかえる問題
  在留資格と国籍
  就職や結婚で直面した壁
  証明書と事実の食いちがい
  予防接種が受けられない子どもたち
  国家や国籍とどう向きあうか
  社会へのメッセージ

III 法的見地からみる無国籍とその解決策――パネルディスカッション〈第2部〉

 1 人を取り巻く法制度――実態と形式のずれ
  形式重視の法意識への警鐘
  在留資格とは
  日本に求められる役割
 2 国際政治の変動と国籍
  「脱北者」たち
  外国人登録証の国籍表記問題
  バルト三国のロシア人
 3 国籍という壁を越え共存できる社会をめざして
  現場における意識の改善
  法や条約の理想の実践
  社会に求めること
 4 「忘れられた人々」の包摂への第一歩として

 おわりに

  一般参加者からの反響
  [地図]世界の無国籍者
  索引および関連URL

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