本体2,200円+税
ISBN | 9784750331492 |
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判型・ページ数 | 4-6・256ページ |
出版年月日 | 2010/03/01 |
アクティビティ実践とQOLの向上
高齢者や障害者、子どもたちなど、様々なニーズをもつ人を対象にした魅力的な文化活動が各地で行われている。一人ひとりの生活の質を向上させる福祉文化活動を行うために、どのような組織づくり、計画立案、評価が必要かを、豊富な実践事例から探る。
まえがき(編集代表:石田易司)
第1章 活動の計画と運営組織(石田易司)
第1節 高齢者の生活実態
第2節 高齢者の暮らし方
第3節 願い事がないということ
第4節 福祉現場ではなぜ難しいのか
第5節 組織づくりの必要
第6節 リーダーシップ
第7節 どんな組織が必要か
第8節 組織が新しいことに取り組める条件
第9節 目的達成のために
第2章 QOLを高めるアクティビティ実践事例
第1節 思いや理念を形にする
◆認知症高齢者専用棟におけるレクリエーション活動――個人を尊重してエンパワメント(滝口真)
1 認知症高齢者と福祉レクリエーション
2 認知症高齢者へのレクリエーション活動――事前評価と計画策定
3 まとめ――認知症高齢者から学ぶ
◆引きこもり児童に対する作詞療法――信頼に応えるということ(松原徹)
1 ヴォイストレーナーになったきっかけ
2 ある不登校児との出会い
3 レッスン開始
4 作詞療法
5 レッスン中止
6 日記
7 作詞療法の効果
8 おわりに
◆児童養護施設における権利擁護実践――変化する理念を実践に生かす(鈴木力)
1 はじめに――児童養護施設とは
2 児童養護施設で生活する子どもの権利と人権擁護
3 施設内での子どものケアをよりよいものとするために
第2節 個を尊重する
◆施設における高齢者への音楽を用いたケア――私の音楽、あなたのメロディー(堀清和)
1 高齢者と音楽療法
2「高齢者」は弱者?
3 ケアの目的は?
4 どのような音楽を用いればいいか
5 医療施設におけるケアの実践例
6 高齢者施設でのケアの実際
7 おわりに
◆回想法にもとづくファッションショー――過去の“よき思い出”をステージに(山岸裕美子)
1 はじめに
2 実施の方法
3 ファッションショー本番
4 成果――出演者の輝きと涙、観客の共感と感動
5 おわりに
第3節 仲間を作る・ネットワークを作る
◆堺から創るピアの時代――仲間による支えあい、そして広がる活動の輪(東照己)
1 はじめに
2 ネットワークを超えて
3 新たなストーリー
4 ピアの時代
5 おわりに
◆高齢者のスポーツとQOL――地域の中の多様な組織との協働(金子勝司)
1 はじめに
2 社協が中心に多様な活動を
3 地区活動推進協議会とスポーツ活動
4 まとめ
◆広がる卓球療法――リハビリテーションからまちづくりへ(長渕晃二)
1 はじめに
2 人をつなぎ、お互い元気に!
3 卓球の特徴
4 各地の実践と研究
5 これからの可能性
第4節 ワーカーの力
◆認知症の行動と心理症状の緩和支援――ありのままを認めることから(佐近慎平)
1 はじめに
2 認知症の行動と心理
3 認知症の行動と心理症状への介入
4 おわりに
◆知的障害者へのパソコン教育――段階的な機器使用支援(平井利明)
1 はじめに
2 大切なことは興味・関心
3 初期段階でのアルファベット教育とローマ字教育
4 タッチタイピングと声かけの必要性
5 ローマ字入力から単語、そして文章入力へ
6 経済的自立を目指して
7 活用分野の拡大と才能の開発・可能性の追求
第5節 アセスメントと計画の大切さ
◆定年退職後の生活と就労――働くことは最大の希望(倉田康路)
1 老後は「自己実現」を図るチャンス
2 アクティブな生活への移行
3 定年退職後への不安と期待
4 わたしの定年退職後の生き方
◆障害児の長期キャンプ――長期だからこそ見えてきたこと(小柳敬明)
1 はじめに
2 長期キャンプを実施した理由
3 キャンプを計画するにあたって
4 キャンプでの出来事
5 おわりに
第6節 組織を作る
◆高齢者による環境活動――誰もがリーダーに(熊谷智義)
1 はじめに
2 幅広い活動の展開
3 “花いっぱい”活動の状況
4 組織とリーダー
◆スペシャルオリンピックスと自立支援――最初の一歩の大切さ(園部さやか)
1 はじめに
2 スペシャルオリンピックスとは
3 スペシャルオリンピックスが目指すもの
4 地域も変わる
5 まとめ
第7節 プログラムの面白さと工夫
◆高齢知的障害者へのレクリエーション支援――高齢になってもその人らしく(座間佳世)
1 はじめに
2 これまでの活動
3 これからの課題と活動
4 ケアホームでの余暇
5 地域自立生活を目指して
◆誰もができるフライングディスク――1枚のディスクから広がる世界(師岡文男・松本耕二)
1 フライングディスク
2 多様で、選べる競技種目
3 誰もが楽しめる
4 投げて楽しむコーチングを
5 アダプトするスポーツ
第8節 環境整備とまちづくり
◆高齢者施設の個室文化――生活環境のQOL向上を目指して(米満淑恵)
1 はじめに
2 私の部屋づくり
3 夢ホームの個室
4 介護職員の自立
5 個室文化
◆認知症高齢者キャンプでまちづくり――イベントをきっかけに意識が変わる(金山竜也)
1 はじめに
2 まちづくり+キャンプ場=認知症高齢者キャンプ!?
3 多くの人を巻き込む仕掛け
4 たくさんの笑顔
5 6つの理由
6 キャンプだからこその気づきがある
第3章 アクティビティの評価(石田易司)
第1節 評価の意味
第2節 評価の時間
第3節 評価する人と手段
あとがき
第1章 活動の計画と運営組織(石田易司)
第1節 高齢者の生活実態
第2節 高齢者の暮らし方
第3節 願い事がないということ
第4節 福祉現場ではなぜ難しいのか
第5節 組織づくりの必要
第6節 リーダーシップ
第7節 どんな組織が必要か
第8節 組織が新しいことに取り組める条件
第9節 目的達成のために
第2章 QOLを高めるアクティビティ実践事例
第1節 思いや理念を形にする
◆認知症高齢者専用棟におけるレクリエーション活動――個人を尊重してエンパワメント(滝口真)
1 認知症高齢者と福祉レクリエーション
2 認知症高齢者へのレクリエーション活動――事前評価と計画策定
3 まとめ――認知症高齢者から学ぶ
◆引きこもり児童に対する作詞療法――信頼に応えるということ(松原徹)
1 ヴォイストレーナーになったきっかけ
2 ある不登校児との出会い
3 レッスン開始
4 作詞療法
5 レッスン中止
6 日記
7 作詞療法の効果
8 おわりに
◆児童養護施設における権利擁護実践――変化する理念を実践に生かす(鈴木力)
1 はじめに――児童養護施設とは
2 児童養護施設で生活する子どもの権利と人権擁護
3 施設内での子どものケアをよりよいものとするために
第2節 個を尊重する
◆施設における高齢者への音楽を用いたケア――私の音楽、あなたのメロディー(堀清和)
1 高齢者と音楽療法
2「高齢者」は弱者?
3 ケアの目的は?
4 どのような音楽を用いればいいか
5 医療施設におけるケアの実践例
6 高齢者施設でのケアの実際
7 おわりに
◆回想法にもとづくファッションショー――過去の“よき思い出”をステージに(山岸裕美子)
1 はじめに
2 実施の方法
3 ファッションショー本番
4 成果――出演者の輝きと涙、観客の共感と感動
5 おわりに
第3節 仲間を作る・ネットワークを作る
◆堺から創るピアの時代――仲間による支えあい、そして広がる活動の輪(東照己)
1 はじめに
2 ネットワークを超えて
3 新たなストーリー
4 ピアの時代
5 おわりに
◆高齢者のスポーツとQOL――地域の中の多様な組織との協働(金子勝司)
1 はじめに
2 社協が中心に多様な活動を
3 地区活動推進協議会とスポーツ活動
4 まとめ
◆広がる卓球療法――リハビリテーションからまちづくりへ(長渕晃二)
1 はじめに
2 人をつなぎ、お互い元気に!
3 卓球の特徴
4 各地の実践と研究
5 これからの可能性
第4節 ワーカーの力
◆認知症の行動と心理症状の緩和支援――ありのままを認めることから(佐近慎平)
1 はじめに
2 認知症の行動と心理
3 認知症の行動と心理症状への介入
4 おわりに
◆知的障害者へのパソコン教育――段階的な機器使用支援(平井利明)
1 はじめに
2 大切なことは興味・関心
3 初期段階でのアルファベット教育とローマ字教育
4 タッチタイピングと声かけの必要性
5 ローマ字入力から単語、そして文章入力へ
6 経済的自立を目指して
7 活用分野の拡大と才能の開発・可能性の追求
第5節 アセスメントと計画の大切さ
◆定年退職後の生活と就労――働くことは最大の希望(倉田康路)
1 老後は「自己実現」を図るチャンス
2 アクティブな生活への移行
3 定年退職後への不安と期待
4 わたしの定年退職後の生き方
◆障害児の長期キャンプ――長期だからこそ見えてきたこと(小柳敬明)
1 はじめに
2 長期キャンプを実施した理由
3 キャンプを計画するにあたって
4 キャンプでの出来事
5 おわりに
第6節 組織を作る
◆高齢者による環境活動――誰もがリーダーに(熊谷智義)
1 はじめに
2 幅広い活動の展開
3 “花いっぱい”活動の状況
4 組織とリーダー
◆スペシャルオリンピックスと自立支援――最初の一歩の大切さ(園部さやか)
1 はじめに
2 スペシャルオリンピックスとは
3 スペシャルオリンピックスが目指すもの
4 地域も変わる
5 まとめ
第7節 プログラムの面白さと工夫
◆高齢知的障害者へのレクリエーション支援――高齢になってもその人らしく(座間佳世)
1 はじめに
2 これまでの活動
3 これからの課題と活動
4 ケアホームでの余暇
5 地域自立生活を目指して
◆誰もができるフライングディスク――1枚のディスクから広がる世界(師岡文男・松本耕二)
1 フライングディスク
2 多様で、選べる競技種目
3 誰もが楽しめる
4 投げて楽しむコーチングを
5 アダプトするスポーツ
第8節 環境整備とまちづくり
◆高齢者施設の個室文化――生活環境のQOL向上を目指して(米満淑恵)
1 はじめに
2 私の部屋づくり
3 夢ホームの個室
4 介護職員の自立
5 個室文化
◆認知症高齢者キャンプでまちづくり――イベントをきっかけに意識が変わる(金山竜也)
1 はじめに
2 まちづくり+キャンプ場=認知症高齢者キャンプ!?
3 多くの人を巻き込む仕掛け
4 たくさんの笑顔
5 6つの理由
6 キャンプだからこその気づきがある
第3章 アクティビティの評価(石田易司)
第1節 評価の意味
第2節 評価の時間
第3節 評価する人と手段
あとがき