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視覚表象と音楽
本体4,800円+税
ISBN 9784750331454
判型・ページ数 A5・332ページ
出版年月日 2010/02/01

視覚表象と音楽

池田 忍 編著
小林 緑 編著
表現領域において、女性表現者たちはこれまでどのように扱われてきたか。また、作品中の女性像にはどのようなバイアスがかけられてきたか。絵画、彫刻、演劇、舞踊、音楽等の事例を取り上げ、表象文化論とジェンダー論の視点からこの問題を浮き彫りにする。
『ジェンダー史叢書』刊行にあたって
 はじめに――表象研究の現在(池田忍)

第1部 女性表現者たち─承認と排除、馴化と逸脱

第1章 消される女性作曲家たち――音楽文献・業界に見るジェンダー偏向(小林緑)
第2章 女性はどこにいるのか(西阪多恵子)
第3章 美術史をほどく――マリー・ヴァシリエフとモダニズムの時代(天野知香)
第4章 歴史の中の女歌手――貴婦人、娼婦、女神の狭間で(水谷彰良)
第5章 バンガロール・ナーガラトナーンマール――英領インド社会を生きた女性歌手(井上貴子)
 ■コラム■
 「瞽女」と瞽女唄――ジェラルド・グローマー
 スピリチュアル・フェミニストとしてのイサドラ・ダンカン(佐藤道代)
 日本のポピュラー音楽と「女性の表現」(北川純子)

第2部 表象と身体

第1章 不浄観から読み解く「掃墨物語絵巻」――中世絵巻が見せるフェミニン・エンディング(亀井若菜)
第2章 聖母マリアの身体と共同体(新保淳乃)
第3章 「土蜘蛛草紙」に描かれた女性の身体――図像と解釈言説の再生産をめぐって(水野僚子)
第4章 描かれた戦場の性暴力――いま、敗戦後の「戦争画」をどのように見るのか(池田忍)
 ■コラム■
 芸能における声と異性装をめぐって(中村美亜)
 見られる音楽、聴かれる身体――知覚のジェンダー化(玉川裕子)
 「植民地期韓国」という表象空間――「遊女」と「良妻」の住まう地(金惠信)

第3部 社会装置とジェンダー

第1章 日本の近代演劇と女優のジェンダー(加野彩子)
第2章 シュテファン・ヘアハイム演出《蝶々夫人》におけるミュージアムの意味(森岡実穂)
第3章 美術教育をめぐるジェンダー・システム(山崎明子)
第4章 女性の個人史と音楽(小泉恭子)
 ■コラム■
 イザベラ・ガードナーとコレクション、そして美術館建設(村井則子)
 戦後ドイツにおける戦争の表象(香川檀)

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