本体2,000円+税
ISBN | 9784750330945 |
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判型・ページ数 | 4-6・344ページ |
出版年月日 | 2009/11/01 |
バングラデシュを知るための60章【第2版】
※改訂版が刊行されていますのでご注意ください。
かつてインド亜大陸の穀倉庫と呼ばれ、進んだ産業、豊かな文化を生み出してきたバングラデシュ。初版刊行後の大きな変貌をカバーし、新しくも古い歴史から、生活に息づく文化、また貧困・低開発とその構造的要因としての政治・経済までを平易に解説する。
はじめに 本書が目指すもの
第2版発行にあたって
I 人・国・水
第1章 新しい国の古い歴史――英領インドからの分離・独立まで
第2章 国[デシュ]をめぐる模索――パキスタンからの独立・軍政・民政化
第3章 イスラーム教徒がふえた時期――人口の変遷とその問題点
第4章 ベンガル人かバングラデシュ人か?――アイデンティティの問題
第5章 イスラームをめぐる綱引き――宗教と政治
第6章 議会制民主主義のゆくえ――今日の国内政治
第7章 ガンジス川河口にある国――国土と景観
第8章 資源としての水と災害――恵みとしての洪水
第9章 ベンガル湾の強暴な台風――サイクロン
II 生活に息づく文化
第10章 ベンガル語の位置と今後――言語と社会
第11章 エクシェに思うこと――詩歌
第12章 イスラームの近代――宗教と開発
第13章 自然から生まれた文化大国――現代美術
第14章 ベンガル人の好きなこと――ジャットラとナトックという演劇
第15章 豊潤な民俗音楽――舞踏・楽器・音楽
第16章 イスラーム教とヒンドゥー教――民俗宗教の系譜
第17章 女性の技術が支えるNGOアート――カンタとノクシ・カンタ
第18章 米と魚と洪水と――食文化(魚)
第19章 豊饒な大地の医食同源――食文化(米とトルカリ)
第20章 レンガによる造形――歴史遺産・建築物
III 開発・経済・産業
第21章 開発行政能力の改善――政府の開発政策
第22章 海外資金だのみの経済――マクロ経済の変遷と現状
第23章 遅れた出発――民間企業セクター
第24章 工業国としてのバングラデシュ――製造業
第25章 天然ガスと電力――エネルギー・セクター
第26章 リキシャからジャンボ機まで――交通インフラ・通信
第27章 輸出加工区の内と外――日系企業の動向
第28章 愛憎なかばするバングラデシュ――日本人企業家がみた一側面
第29章 ニュー・リッチと拡大する貧富の差――都市における消費生活の変化
第30章 国際結婚した日本人女性がみた町の暮らし――階級社会の現実
IV 地方・農村・農業
第31章 ユニオン・ウポジラ・ジラ――地方制度の仕組み
第32章 藍・ジュート(黄麻)・紅茶――商品作物の歴史
第33章 ポスト「緑の革命」――農業の変遷と現状
第34章 多様な収入で守る生活――農村世帯の所得
第35章 マタボールの役割――農村の社会構造
第36章 曜日が刻む毎日――村の暮らし
V バングラデシュと世界の関係
第37章 歴史的な束縛を有する容易でない隣人たち――バングラデシュ-インド関係
第38章 新たな段階に入ったバングラデシュ―アメリカ関係――対米関係
第39章 隣のバングラデシュ人――対日関係
第40章 国際舞台でのバングラデシュ――バングラデシュの対外関係
第41章 豊かな生活を求めて――海外出稼ぎ労働者
VI 社会開発の諸課題
第42章 農村の貧困問題――土地なし層を中心に
第43章 スラムとストリート・チルドレン――都市の貧困問題
第44章 忘れられた人々――難民問題
第45章 消されていく文化と人々――チッタゴン丘陵地帯の政治問題
第46章 植民地支配がもたらしたひずみ――清掃人カーストと貧困者
第47章 パルダ・開発・暴力――バングラデシュの女性
第48章 それでも、命は待ってくれない――保健医療の現状と課題
第49章 飲めなくなった井戸水――砒素汚染の現状
第50章 高まる危機と意識――環境事情
第51章 機会拡大と学校の多様化――教育の現状と高まる教育熱
第52章 妊産婦や若者に焦点を――人口と家族計画
VII NGOと小規模金融
第53章 開発の新たなページを開いた3人――社会を変えた創設者たち
第54章 アジア一巨大なNGO――巨大NGO、BRAC
第55章 ちょっと寂しいプレゼンス――日本のNGO
第56章 革命的な貧困対策――小規模金融
VIII 公的援助の諸相
第57章 開発のパートナー――外国政府・国際機関の援助
第58章 日本による国づくり――日本政府の援助
第59章 ODAのなかの草の根事業――青年海外協力隊
第60章 国際援助の受け手として担い手として――国際援助機関とバングラデシュ
おわりに 本書で取り上げることができなかった幾つかの事柄
第2版発行にあたって
I 人・国・水
第1章 新しい国の古い歴史――英領インドからの分離・独立まで
第2章 国[デシュ]をめぐる模索――パキスタンからの独立・軍政・民政化
第3章 イスラーム教徒がふえた時期――人口の変遷とその問題点
第4章 ベンガル人かバングラデシュ人か?――アイデンティティの問題
第5章 イスラームをめぐる綱引き――宗教と政治
第6章 議会制民主主義のゆくえ――今日の国内政治
第7章 ガンジス川河口にある国――国土と景観
第8章 資源としての水と災害――恵みとしての洪水
第9章 ベンガル湾の強暴な台風――サイクロン
II 生活に息づく文化
第10章 ベンガル語の位置と今後――言語と社会
第11章 エクシェに思うこと――詩歌
第12章 イスラームの近代――宗教と開発
第13章 自然から生まれた文化大国――現代美術
第14章 ベンガル人の好きなこと――ジャットラとナトックという演劇
第15章 豊潤な民俗音楽――舞踏・楽器・音楽
第16章 イスラーム教とヒンドゥー教――民俗宗教の系譜
第17章 女性の技術が支えるNGOアート――カンタとノクシ・カンタ
第18章 米と魚と洪水と――食文化(魚)
第19章 豊饒な大地の医食同源――食文化(米とトルカリ)
第20章 レンガによる造形――歴史遺産・建築物
III 開発・経済・産業
第21章 開発行政能力の改善――政府の開発政策
第22章 海外資金だのみの経済――マクロ経済の変遷と現状
第23章 遅れた出発――民間企業セクター
第24章 工業国としてのバングラデシュ――製造業
第25章 天然ガスと電力――エネルギー・セクター
第26章 リキシャからジャンボ機まで――交通インフラ・通信
第27章 輸出加工区の内と外――日系企業の動向
第28章 愛憎なかばするバングラデシュ――日本人企業家がみた一側面
第29章 ニュー・リッチと拡大する貧富の差――都市における消費生活の変化
第30章 国際結婚した日本人女性がみた町の暮らし――階級社会の現実
IV 地方・農村・農業
第31章 ユニオン・ウポジラ・ジラ――地方制度の仕組み
第32章 藍・ジュート(黄麻)・紅茶――商品作物の歴史
第33章 ポスト「緑の革命」――農業の変遷と現状
第34章 多様な収入で守る生活――農村世帯の所得
第35章 マタボールの役割――農村の社会構造
第36章 曜日が刻む毎日――村の暮らし
V バングラデシュと世界の関係
第37章 歴史的な束縛を有する容易でない隣人たち――バングラデシュ-インド関係
第38章 新たな段階に入ったバングラデシュ―アメリカ関係――対米関係
第39章 隣のバングラデシュ人――対日関係
第40章 国際舞台でのバングラデシュ――バングラデシュの対外関係
第41章 豊かな生活を求めて――海外出稼ぎ労働者
VI 社会開発の諸課題
第42章 農村の貧困問題――土地なし層を中心に
第43章 スラムとストリート・チルドレン――都市の貧困問題
第44章 忘れられた人々――難民問題
第45章 消されていく文化と人々――チッタゴン丘陵地帯の政治問題
第46章 植民地支配がもたらしたひずみ――清掃人カーストと貧困者
第47章 パルダ・開発・暴力――バングラデシュの女性
第48章 それでも、命は待ってくれない――保健医療の現状と課題
第49章 飲めなくなった井戸水――砒素汚染の現状
第50章 高まる危機と意識――環境事情
第51章 機会拡大と学校の多様化――教育の現状と高まる教育熱
第52章 妊産婦や若者に焦点を――人口と家族計画
VII NGOと小規模金融
第53章 開発の新たなページを開いた3人――社会を変えた創設者たち
第54章 アジア一巨大なNGO――巨大NGO、BRAC
第55章 ちょっと寂しいプレゼンス――日本のNGO
第56章 革命的な貧困対策――小規模金融
VIII 公的援助の諸相
第57章 開発のパートナー――外国政府・国際機関の援助
第58章 日本による国づくり――日本政府の援助
第59章 ODAのなかの草の根事業――青年海外協力隊
第60章 国際援助の受け手として担い手として――国際援助機関とバングラデシュ
おわりに 本書で取り上げることができなかった幾つかの事柄