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いのちの格差社会
本体2,200円+税
ISBN 9784750330877
判型・ページ数 4-6・212ページ
出版年月日 2009/10/01

いのちの格差社会

「医療制度改革」と患者の権利

NPO法人患者の権利オンブズマン・創立10周年記念シンポジウム「許されんばい! いのちの格差社会」講演をもとに、医師、弁護士、労働組合役員等、様々な論者たちが、日本の医療の現状と今後の課題、医療制度改革と患者の権利確立のための方策を論じる。

 はじめに 患者の権利を基軸として医療再生への道を切り開こう(池永満)

第一章 呻吟する医療の現場  シンポジウム「許されんばい! いのちの格差社会」報告から
 一 減少し続ける産科医(下川浩)
 二 療養病床の危機(有吉通泰)
 三 患者の命を脅かす人手不足(井上久)

第二章 「医療制度改革」と患者の権利  シンポジウム「許されんばい! いのちの格差社会」報告から
 一 「医療制度改革」をどう見る、どうするか(日野秀逸)
 二 医療「構造改革」と患者の権利(内田博文)
 三 患者の権利法の制定(小林洋二)

第三章 患者の権利促進宣言と世界の歩み
 一 オランダを中心としてヨーロッパ諸国の現状と課題について(Sje f. Gevers)
 二 アメリカの現状からみた日本医療への提案(李啓充)
 三 英国からみた日本、韓国、台湾における患者の権利の問題状況――子どもの患者の権利を中心に(Ian Neary)

第四章 終末期における患者の権利
 一 オランダにおける安楽死を含めた終末期医療の選択(Sje f. Gevers)
 二 アメリカにおける終末期の患者の権利(李啓充)

第五章 患者の権利オンブズマンの一〇年と医療再生への道
 一 患者の権利オンブズマンの一〇年と日本医療の展望(日野秀逸)
 二 患者の権利オンブズマン誕生の背景とボランティア活動が生み出したもの(池永満)
 三 患者の権利オンブズマン一〇年の到達点と今後の課題(久保井摂)

 あとがき(池永早苗)

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