本体2,000円+税
ISBN | 9784750330563 |
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判型・ページ数 | 4-6・340ページ |
出版年月日 | 2009/09/01 |
フォーマット | 価格 |
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単行本 | 2,000円+税 |
電子書籍 | 1,600円+税 |
現代フィリピンを知るための61章【第2版】 (単行本)
わが国との500年に及ぶ交流の歴史をもち、いっそうその絆を深めるフィリピン。本書は、歴史、政治、経済、社会の仕組み、そして多様な文化や人々の暮らしを、最新のトピックスを交え紹介する。より深く知りたい人のために、巻末に詳細な読書ガイドを付す。
はじめに
フィリピン全図
I 歴史を見直す
第1章 フィリピン人――未来へのアイデンティティ
第2章 ルーツ――源流を探る
第3章 マレー世界――海域を行き交うヒト・モノ
第4章 スペイン時代――植民地支配と住民の抵抗
第5章 フィリピン革命――国民国家の創出と社会変容
第6章 ホセ・リサール――国民英雄の遺産
第7章 アメリカ時代――「恩恵的同化」の呪縛
第8章 日本占領期――「トモダチ」の圧制
第9章 独立後の歩み――等身大の国へ
第10章 フィリピン民族博物館――独立100周年で開設
II 社会と文化を読み解く
第11章 親族組織と価値観――核家族を超えた空間と関係の広がり
第12章 教育――学歴・資格社会の光と影
第13章 国語の形成――多言語国家が抱える苦悩
第14章 フィリピン語――基礎はタガログ語
第15章 聖地バナハオ巡礼――精霊信仰とキリスト教
第16章 聖週間――民衆カトリシズム
第17章 新宗教――フィリピン生まれのキリスト教会
第18章 イスラーム――ムスリムってどんな人?
第19章 市民社会――世界に提示できるモデルのひとつ
第20章 女性の地位と役割――多様な「性」のはざまで
第21章 暮らしの断面――マニラと地方の距離は縮むか
第22章 干魚――作る人・売る人・食べる人
第23章 フィリピン文学――想像と創造のパレット
第24章 娯楽と社会批判――リノ・ブロッカ映画の志
第25章 食文化――何はともあれ食べてみよう
第26章 ジャーナリズム――ラジオが元気だ
第27章 警察と犯罪――その限りなく曖昧な境界線
第28章 「山下財宝」――黄金伝説の眩惑
III 政治を分解する
第29章 憲法――ナショナリズムとリベラリズム
第30章 歴代大統領――グロリア・アロヨで独立後10代目
第31章 議会――三つ巴の「ねじれ現象」
第32章 選挙――権益を賭けたギャンブル
第33章 官僚機構――有為な人材リクルートがカギ
第34章 地方政治――地方支配のメカニズム
第35章 国軍――文民統制の伝統
第36章 マルコス政治――開発独裁体制の功罪
第37章 ピープル・パワー革命――カトリシズムの意味世界
第38章 イメルダとコリー――欲望と怨念の回廊で出会った二人
第39章 共産主義勢力――第三の時代に入った左翼運動
第40章 少数民族――差別と搾取への抵抗
第41章 中国系移民――そのアイデンティティのゆくえ
IV 経済の実態を知る
第42章 国民経済――農業・農村開発と投資誘致
第43章 小口経済――庶民が支えるサリサリ・ストア
第44章 貿易・投資――ITが構造転換の推進力
第45章 日本の政府開発援助――両国にとっての意味と必要
第46章 ビジネス・エリート――ラム酒「タン」ドゥアイと「タン」ミゲル・ビール
第47章 東ASEAN成長地帯とミンダナオ開発――地域開発の柱として高まる期待
第48章 農地改革――インフラ構築が不可欠
第49章 地場産業――鍛冶屋から塩辛づくりまで
第50章 開発政策――環境問題との相克
第51章 自然・地理――頻発する災害
V 国際関係から見る
第52章 対米関係――引き続く過去?
第53章 フィリピンとASEAN――ミドルパワーとしての貢献
第54章 南シナ海紛争――スプラトリー諸島の帰属をめぐって
第55章 海外への出稼ぎと移住――フィリピン人によるグローバリゼーション
第56章 戦前の日比関係――近代日本の二面性とフィリピン
第57章 戦後の日比関係――深まる相互依存
第58章 日比人流――人の往来に見る新しい潮流
第59章 看護師・介護福祉士――どう乗り越える? 言葉の壁と人材流出問題
第60章 在日フィリピーノ――ニッポン暮らしもフィリピン流で
第61章 日本の教会のフィリピン人――フィリピン語のミサ
フィリピンを知るための文献・情報ガイド
フィリピン全図
I 歴史を見直す
第1章 フィリピン人――未来へのアイデンティティ
第2章 ルーツ――源流を探る
第3章 マレー世界――海域を行き交うヒト・モノ
第4章 スペイン時代――植民地支配と住民の抵抗
第5章 フィリピン革命――国民国家の創出と社会変容
第6章 ホセ・リサール――国民英雄の遺産
第7章 アメリカ時代――「恩恵的同化」の呪縛
第8章 日本占領期――「トモダチ」の圧制
第9章 独立後の歩み――等身大の国へ
第10章 フィリピン民族博物館――独立100周年で開設
II 社会と文化を読み解く
第11章 親族組織と価値観――核家族を超えた空間と関係の広がり
第12章 教育――学歴・資格社会の光と影
第13章 国語の形成――多言語国家が抱える苦悩
第14章 フィリピン語――基礎はタガログ語
第15章 聖地バナハオ巡礼――精霊信仰とキリスト教
第16章 聖週間――民衆カトリシズム
第17章 新宗教――フィリピン生まれのキリスト教会
第18章 イスラーム――ムスリムってどんな人?
第19章 市民社会――世界に提示できるモデルのひとつ
第20章 女性の地位と役割――多様な「性」のはざまで
第21章 暮らしの断面――マニラと地方の距離は縮むか
第22章 干魚――作る人・売る人・食べる人
第23章 フィリピン文学――想像と創造のパレット
第24章 娯楽と社会批判――リノ・ブロッカ映画の志
第25章 食文化――何はともあれ食べてみよう
第26章 ジャーナリズム――ラジオが元気だ
第27章 警察と犯罪――その限りなく曖昧な境界線
第28章 「山下財宝」――黄金伝説の眩惑
III 政治を分解する
第29章 憲法――ナショナリズムとリベラリズム
第30章 歴代大統領――グロリア・アロヨで独立後10代目
第31章 議会――三つ巴の「ねじれ現象」
第32章 選挙――権益を賭けたギャンブル
第33章 官僚機構――有為な人材リクルートがカギ
第34章 地方政治――地方支配のメカニズム
第35章 国軍――文民統制の伝統
第36章 マルコス政治――開発独裁体制の功罪
第37章 ピープル・パワー革命――カトリシズムの意味世界
第38章 イメルダとコリー――欲望と怨念の回廊で出会った二人
第39章 共産主義勢力――第三の時代に入った左翼運動
第40章 少数民族――差別と搾取への抵抗
第41章 中国系移民――そのアイデンティティのゆくえ
IV 経済の実態を知る
第42章 国民経済――農業・農村開発と投資誘致
第43章 小口経済――庶民が支えるサリサリ・ストア
第44章 貿易・投資――ITが構造転換の推進力
第45章 日本の政府開発援助――両国にとっての意味と必要
第46章 ビジネス・エリート――ラム酒「タン」ドゥアイと「タン」ミゲル・ビール
第47章 東ASEAN成長地帯とミンダナオ開発――地域開発の柱として高まる期待
第48章 農地改革――インフラ構築が不可欠
第49章 地場産業――鍛冶屋から塩辛づくりまで
第50章 開発政策――環境問題との相克
第51章 自然・地理――頻発する災害
V 国際関係から見る
第52章 対米関係――引き続く過去?
第53章 フィリピンとASEAN――ミドルパワーとしての貢献
第54章 南シナ海紛争――スプラトリー諸島の帰属をめぐって
第55章 海外への出稼ぎと移住――フィリピン人によるグローバリゼーション
第56章 戦前の日比関係――近代日本の二面性とフィリピン
第57章 戦後の日比関係――深まる相互依存
第58章 日比人流――人の往来に見る新しい潮流
第59章 看護師・介護福祉士――どう乗り越える? 言葉の壁と人材流出問題
第60章 在日フィリピーノ――ニッポン暮らしもフィリピン流で
第61章 日本の教会のフィリピン人――フィリピン語のミサ
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