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男女平等教育阻害の要因 明治期女学校教育の考察
本体6,200円+税
ISBN 9784750330365
判型・ページ数 A5・344ページ
出版年月日 2009/09/01

男女平等教育阻害の要因 明治期女学校教育の考察

跡見学園や東洋女学校など明治期から現在まで続く女子高校、女子大学を中心に、その建学の理念、当時の授業内容をつぶさに調査。「和洋裁伝習」などの職業訓練や「良妻賢母」の養成など、現代の教育に通じる男女不平等の要素を詳細に検証する。

 まえがき

序論 問題の所在と研究の目的および方法
 第一節 問題の所在
 第二節 研究の目的と研究方法
 第三節 研究方法に関する理論
 第四節 潜在的カリキュラムにおける「マクロ」と「ミクロ」の視点
 第五節 本書の構成

第一章 キリスト教主義女学校の建学精神とカリキュラムの分析
 はじめに
 第一節 明治期キリスト教系女学校の中の明治女学校の位置
 第二節 授業内容に見るカリキュラムの特徴
 第三節 『吾党之女子教育』に見る建学の精神と教育内容
 第四節 卒業生の証言による明治女学校の教育
 第五節 考察と結論

第二章 仏教主義女学校の建学精神とカリキュラムの分析
 はじめに
 第一節 明治期仏教系女学校の中の東洋女学校の位置
 第二節 授業内容に見るカリキュラムの特徴
 第三節 『女子教育管見』に見る建学の精神
 第四節 卒業生の証言による東洋女学校の教育
 第五節 考察と結論

第三章 道徳・規範主義女学校の建学精神とカリキュラムの分析
 はじめに
 第一節 明治期儒教・儒学系女学校の中の三輪田女学校の位置
 第二節 授業内容に見るカリキュラムの特徴
 第三節 『女子の本分』および『女子教育要言』に見る建学の精神
 第四節 卒業生の証言による三輪田女学校の教育
 第五節 考察と結論

第四章 教養系女学校の建学精神とカリキュラムの分析
 はじめに
 第一節 明治期教養系女学校の中の跡見学校の位置
 第二節 授業内容に見るカリキュラムの特徴
 第三節 跡見花蹊の教育観と卒業生の証言による跡見学校の教育
 第四節 考察と結論

第五章 職業系女学校の建学精神とカリキュラムの分析
 はじめに
 第一節 明治期職業系女学校の中の和洋裁縫伝習所と共立女子職業学校の位置
 第二節 和洋裁縫伝習所の基本的性格、および創設と授業内容
 第三節 和洋裁縫伝習所の授業内容に見るカリキュラムの特徴
 第四節 共立女子職業学校の基本的性格と目的
 第五節 共立女子職業学校の授業内容に見るカリキュラムの特徴
 第六節 卒業生の証言による共立女子職業学校の教育
 第七節 考察と結論

第六章 天皇制国家主義的イデオロギーに依拠する公立高等女学校のカリキュラムの分析
 はじめに
 第一節 官立・公立女子中等教育学校設立の歴史的動向
 第二節 良妻賢母の教育
 第三節 東京府立第二高等女学校開設の経緯
 第四節 卒業生の証言による東京府立第二高等女学校の教育
 第五節 考察と結論

結論 明治期の私立女子中等学校の特色および男女差別
 1 質的研究としての「潜在的カリキュラム」の視点に見る男女差別の様相
 2 ヘゲモニー的視点から見る男女差別の様相
 3 「人間的自立」の視点から見る男女差別の様相
 4 女子教育の国家主義的再編
 5 まとめ

 参考文献

 あとがき

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