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子どもソーシャルワークとアドボカシー実践
本体2,500円+税
ISBN 9784750330334
判型・ページ数 A5・232ページ
出版年月日 2009/08/01

子どもソーシャルワークとアドボカシー実践

イギリスにおける子どもアドボカシーの理論と実践に学び、子どもソーシャルワークにおけるアドボカシー実践の意義と可能性を明らかにする。子どもをひとりの人間として尊重し、子どもの意見や主体性を尊重する立場から権利を擁護するための考え方と方策を示す。

まえがき 本書で使用する用語について

第1章 アドボカシーの本質としてのセルフアドボカシー
 はじめに
 1 アドボカシーの意味と起源
 2 パターナリズムから権利主体へ
 3 自立生活運動とアドボカシーの意味の変化
 4 アドボカシーの2つの形態
 5 アドボカシーの本質としてのセルフアドボカシー
 6 セルフアドボカシーとエンパワメント

第2章 ソーシャルワークにおけるアドボカシー実践の意味
 はじめに
 1 ソーシャルワークとアドボカシー
 (1)ソーシャルワークとアドボカシーの関係
 (2)日本のソーシャルワークにおけるアドボカシーの位置
 2 利用者認識・権利認識とアドボカシー
 (1)利用者認識・権利認識の重要性
 (2)利用者認識・権利認識とアドボカシーの関係
 3 ソーシャルワークにおけるエンパワメントとアドボカシー
 4 アドボカシーの構成
 (1)アドボカシーの担い手
 (2)アドボカシーの対象
 (3)アドボカシーの構成とソーシャルワークの位置
 5 アドボケイトの役割と困難
 6 アドボカシーの原則

第3章 子どもアドボカシーの独自性
 はじめに
 1 子どもアドボカシーの必要性
 2 アドボカシーの原理としての子どもの権利認識
 (1)子どもの権利条約における子ども観の変革
 (2)参加権の重要性
 (3)参加権と保護・付与の権利の関係性
 3 子どもアドボカシー実践の展開
 (1)カナダオンタリオ州子ども家庭アドボカシー事務所の実践
 (2)兵庫県川西市子どもの人権オンブズパーソンの実践
 4 子どもアドボカシーの基準
 (1)子どもアドボカシーの提供するもの
 (2)子どもアドボカシーの基準

第4章 イギリスにおける子ども虐待対応と子どもアドボケイト
 はじめに
 1 イギリスにおける児童福祉のあゆみと子どもの意見表明及び参加の発展――虐待対応を中心に
 2 イギリスの子ども虐待対応の体制
 3 イギリスにおける子ども虐待への対応方法
 4 イギリスの子ども虐待対応における原則と子どもアドボケイト

第5章 イギリスにおける子どもアドボケイトの実際
 はじめに
 1 児童保護会議におけるアドボケイトの役割
 (1)児童保護会議とは
 (2)児童保護会議におけるアドボケイトの役割
 2 児童保護会議におけるアドボケイトの実際
 (1)スージー(10歳)とニッキー(12歳)の事例
 (2)ザック(12歳)の事例
 3 ファミリー・グループ・カンファレンス(FGC)におけるアドボケイトの役割
 (1)FGCとは
 (2)FGCの内容と意義
 (3)FGCにおけるアドボケイトの役割
 (4)FGCにおけるアドボケイトの実際
 4 独立アドボケイトの必要性と意義
 (1)ソーシャルワーカーとアドボケイト
 (2)家族とアドボケイト

第6章 日本の子ども虐待ソーシャルワークの現状と課題
 はじめに
 1 日本における子どもソーシャルワークとは
 2 日本の子ども虐待対応のあゆみ
 3 日本における子ども虐待の定義
 4 子ども虐待とソーシャルワークの課題

第7章 日本の子どもソーシャルワークにおける参加の位置づけとアドボケイトの可能性
 はじめに
 1 子ども虐待対応における法律――参加の位置づけとその問題点
 2 子ども虐待対応のガイドライン――参加の位置づけとその問題点
 (1)『児童相談所運営指針』をめぐって
 (2)『子ども虐待対応の手引き』をめぐって
 (3)『市町村家庭援助指針』をめぐって
 3 子ども虐待対応実践と子ども参加
 4 子どもソーシャルワークにおけるアドボケイトの可能性
 (1)子ども参加のための基盤
 (2)独立した専門アドボケイトを実現するために

第8章 子どもアドボカシーサービス提供のための全国基準〔イギリス保健省〕

第9章 児童福祉における抵抗のための力としての専門的アドボカシー〔ジェーン・ダリンプル〕
 要約
 1 アドボカシー――声と抵抗
 2 現代化された社会サービス
 3 アドボカシーを提供する
 4 子ども時代と参加
 5 専門アドボケイト
 6 アドボカシーの構築
 7 議論
 8 結論

 あとがき

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