ホーム > 希望のケア学
希望のケア学
本体1,800円+税
ISBN 9784750330259
判型・ページ数 4-6・224ページ
出版年月日 2009/07/01

希望のケア学

共に生きる意味

わたしたちは生まれてから死ぬまで、ケアし、ケアされて生きていく。本書では「ケアすること」を、「介護する」「世話をする」「面倒をみる」といった視点からではなく、人間成長の糧として捉える。ケアという心の在り方を通して人生の希望について考察する。
はじめに

I 私たちをケアへと導くもの
 1 人生をケアする
 2 ケアの動機
 3 ケアと自己犠牲
 4 空虚とケア
 5 孤独とケア
 6 ケアを支配する罪悪感
 7 投影とケア
 8 ケアの背後にある同一化
 9 ケアと自己存在
 10 ケアと劣等感
 11 思い出とケア

II 感情とケア
 12 ケアと退行
 13 退行の種類
 14 退行から回復しないとき
 15 ケアと転移
 16 転移のある生活
 17 自立と依存
 18 過剰な依存
 19 ケアを受けるのが苦手
 20 ケアで出てくる感情
 21 感情とつきあう
 22 ケアが与える安心感
 23 ケアへの感謝
 24 ケアと自己愛
 25 ケアに影響する人格

III 「介護家族」とケア
 26 ケアにおける家族の機能
 27 家族とケアの責任
 28 ケアと家族境界
 29 ケアと家族連合
 30 家族役割とケア
 31 介護家族について
 32 ケアと距離
 33 伝承としての子育て
 34 ケアの「対応力」
 35 死のケア
 36 ケアと対象喪失
 37 ケアがあふれていた時代

IV ケアという生き方
 38 関心を向けること
 39 対象を心の中におくこと
 40 許すこと
 41 譲ること
 42 忍耐すること
 43 ケアとコミュニケーション
 44 自分をケアする
 45 ケアを後押しする自尊感情
 46 ケアと自己領域の拡大
 47 ケアと対人関係力
 48 ケアと現実検討力
 49 ケアが変える人生

  おわりに

同じジャンルの本

このページのトップへ