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福祉・保育現場の貧困
本体2,300円+税
ISBN 9784750329925
判型・ページ数 4-6・364ページ
出版年月日 2009/06/01

福祉・保育現場の貧困

人間の安全保障を求めて

利用者の福祉ニーズの深刻化・重層化の一方で、今、現場ではセーフティ・ネットの崩壊ともいえる事態が進行し、福祉労働者にワーキングプアが広がっている。このままでは利用者も労働者も守れない。日本のセーフティ・ネットのゆくえを問う。
はじめに(浅井春夫)

第1章 福祉・保育現場の貧困と最低生活保障
 ○最低生活とは何かという問いかけ
   福祉・保育現場の貧困とナショナル・ミニマムの今日的意義(金澤誠一)

第2章 人間の安全保障のゆくえ――現場からの報告
 ○保育現場の貧困
   人・施設・家庭の貧困に追い打ちをかける制度改悪(実方伸子)
 ○東京都の無認可保育所の厳しい現状
   企業参入による子どもへのしわ寄せと、問われる福祉としての保育(平井陽子)
 ○学童保育の現場から
   子どもに「安全で安心できる生活の場」を保障する(真田祐)
 ○児童養護施設に何が起きているのか
   被虐待児童の増加と求められる職員増(黒田邦夫)
 ○児童相談所が抱える困難
   ケースワークをむずかしくする社会資源の不足(川松亮)
 ○福祉事務所・生活保護現場の貧困
   やりがいを取りもどしワーキングプア化を避けるために(渡辺潤)
 ○障害者施設の現場はどう変わったか
   権利を侵害する法制度に立ち向かう実践(家平悟)
 ○高齢者福祉の貧困
   制度の混乱と離職者の増加を生んだ8年間(西岡修)
 ○熱意が生かされない介護労働の現状
   非正社員・低賃金が担う現場の構造(野寺康幸)
 ○介護労働者の無権利な実態と闘い
   在宅介護を担う人たちの現実(清沢聖子)

第3章 福祉労働の今を問う――働き続けられない雇用
 ○官製ワーキングプアをなくす取り組み
   調査から問い直す自治体職員の専門性(前田仁美)
 ○臨時・非常勤公務員の知られざる賃金・労働実態
   「5年で雇い止め」の冷酷、相談業務のプロが次々と職場を去っていく(岡田広行)
 ○営利事業者のもとでの福祉労働
   保育と介護のありえない現実を前にして(小山道雄)
 ○社会福祉施設経営者の苦悩と現実
   福祉労働者の確保と育成のむずかしさ(中村公三)
 ○民間保育者の賃金の歴史
   「低い」とされている労働条件を明確にするために(義基祐正)
 ○福祉の現場をめぐる統計
   福祉労働者のおかれている厳しい状況(若林俊郎)

第4章 社会福祉労働のこれからと政策提言
 ○社会福祉労働の貧困化と変革の課題
   この現実の根本原因と政策転換の必要性(浅井春夫)

 あとがき(金澤誠一)

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