本体2,600円+税
ISBN | 9784750329208 |
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判型・ページ数 | A5・340ページ |
出版年月日 | 2009/04/01 |
揺れる世界の学力マップ
今、世界各地の教育改革が激しく揺れ動く中、子どもの学力を考える土台となる教育観のあり方そのものが問われている。教育史、カリキュラム、教育行政、生涯学習、教師教育、教育開発等を専門とする執筆者の多様な視点から世界と日本の学力問題に縦横に迫る。
序章 世界と学力の多様性を描き出す(北村友人)
第1章 欧州連合(EU)
世界でもっとも競争力のある知識社会をめざして(澤野由紀子)
●ドイツ・オーストリア
移民受け入れに揺れる社会と教育と教育学の変容(近藤孝弘)
第2章 北欧
教育の理想郷とその変容(澤野由紀子)
●フィンランド
生涯にわたる学びのビジョン――世界の学力論議をリード(渡邊あや)
●スウェーデン
社会統合か社会分離か――学力論議に揺れる政治と社会(林寛平)
●ノルウェー
知識の質と不平等をめぐる教育改革の途上で(中田麗子)
第3章 イギリス
自立した学習者の創出と基礎学力――近代教育のパラドックスの深化(大田直子)
第4章 ロシア・CIS
体制転換とともに変わる学力観・変わらない学びの文化――(澤野由紀子)
第5章 北米
多様性のあるグローバリゼーション(佐藤学)
オバマ政権の教育政策(澤野由紀子)
●アメリカ・マサチューセッツ州
どの子も置き去りにしない法――テストとアカウンタビリティに基づく学力向上政策(黒田友紀)
第6章 ラテンアメリカ
植民地遺制と経済社会構造による格差に挑戦する国々(江原裕美)
第7章 東南アジア・南アジア
●フィリピン・カンボジア・バングラデシュ
多様な「開発途上国」――教育へのアクセスから質へ(北村友人)
第8章 東アジア
●中国・韓国・台湾
受験型学力から創造性・考える力をもつ学力へ(石井光夫)
終章 グローバリゼーションの中の日本の学力
●日本
学ぶ意欲の時代から学ぶ意味の時代へ――問われる「質と平等」の同時追求(佐藤学)
あとがき(澤野由紀子)
contents
第1章 欧州連合(EU)
世界でもっとも競争力のある知識社会をめざして(澤野由紀子)
●ドイツ・オーストリア
移民受け入れに揺れる社会と教育と教育学の変容(近藤孝弘)
第2章 北欧
教育の理想郷とその変容(澤野由紀子)
●フィンランド
生涯にわたる学びのビジョン――世界の学力論議をリード(渡邊あや)
●スウェーデン
社会統合か社会分離か――学力論議に揺れる政治と社会(林寛平)
●ノルウェー
知識の質と不平等をめぐる教育改革の途上で(中田麗子)
第3章 イギリス
自立した学習者の創出と基礎学力――近代教育のパラドックスの深化(大田直子)
第4章 ロシア・CIS
体制転換とともに変わる学力観・変わらない学びの文化――(澤野由紀子)
第5章 北米
多様性のあるグローバリゼーション(佐藤学)
オバマ政権の教育政策(澤野由紀子)
●アメリカ・マサチューセッツ州
どの子も置き去りにしない法――テストとアカウンタビリティに基づく学力向上政策(黒田友紀)
第6章 ラテンアメリカ
植民地遺制と経済社会構造による格差に挑戦する国々(江原裕美)
第7章 東南アジア・南アジア
●フィリピン・カンボジア・バングラデシュ
多様な「開発途上国」――教育へのアクセスから質へ(北村友人)
第8章 東アジア
●中国・韓国・台湾
受験型学力から創造性・考える力をもつ学力へ(石井光夫)
終章 グローバリゼーションの中の日本の学力
●日本
学ぶ意欲の時代から学ぶ意味の時代へ――問われる「質と平等」の同時追求(佐藤学)
あとがき(澤野由紀子)
contents