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国際共同研究 韓国併合と現代
本体9,800円+税
ISBN 9784750329055
判型・ページ数 A5・804ページ
出版年月日 2008/12/01

国際共同研究 韓国併合と現代

歴史と国際法からの再検討

「韓国併合」は条約締結過程にどのような問題があったのか。今日東アジアの中心課題である過去清算問題とは何か。日韓朝米の研究者が集まり、環太平洋の植民地主義と国際法の視点から再検討する、8年にわたる共同研究の成果。
凡例
 序文(笹川紀勝)

 解題(李泰鎮・笹川紀勝)

I  歴史

第一章 韓国併合前史の問題――国際法受容の実際、世界の植民地化の動き
 1 一九世紀韓国の国際法受容と中国との伝統的関係清算のための闘争(李泰鎮)
 2 一八九九年韓清通商条約締結と大韓帝国――条約締結の手続きと争点を中心として(殷丁泰)
 3 一つの不法な「戦争行為」――アメリカのハワイ王国侵略(エドワード・J・シュルツ)

第二章 韓国併合の強制の問題――条約締結過程、日本の軍隊の役割
 1 一九〇四~一九一〇年、韓国国権侵奪条約の手続き上の不法性(李泰鎮)
 2 一次史料から見た「乙巳五条約」の強制調印過程(康成銀)
 3 一九〇五年「保護条約」における高宗皇帝協商指示説への批判(李泰鎮)
 4 韓国「保護国」化過程における軍事と外交(荒井信一)

第三章 韓国併合と国際政治の問題――国際法を実践する「文明国」日本、ルーズベルト大統領
 1 日本の対韓外交と国際法実践(荒井信一)
 2 日露戦争におけるルーズベルト大統領とポーツマス講和会議の問題(キャロル・キャメロン・ショー)

第四章 韓国併合をめぐる抵抗の問題
 1 主権守護外交の終焉と復活――ハーグ密使派遣・急逝・独立運動(金基ソク)
 2 朝鮮民族の挙族的な反日抗拒と旧「条約」の無効性に対する歴史的実証(李宗鉉)
 3 「乙巳五条約」の非法性(鄭南用)

II 国際法

第五章 韓国併合と国際法の問題――国際法の観点、国家論と国際法委員会、強制無効の事例の比較
 1 日本の韓国併合に対する国際法的考察(白忠鉉)
 2 国際条約法上の強迫理論の再検討――日本の韓国併合と関連して(李根寛)
 3 日本の韓国併合と米国のハワイ占領との比較(ジョン・M・ヴァンダイク)

第六章 韓国併合と日本の学説の問題――正当化論の批判的検討
 1 伝統的国際法時代における日韓旧条約(一九〇四~一九一〇)――条約強制をめぐる法的な論争点(笹川紀勝)
 2 ハーバード草案のとらえるグロチウスとマルテンス――代表者への条約強制無効の法理の特徴を示すために(笹川紀勝)
 3 代表者への条約強制無効――二つの事件:ポーランド分割条約と韓国保護条約の比較研究(笹川紀勝)
 4 ヒトラーの条約強制と現代的な「国家に対する強制」――韓国保護条約の位置付けのために(笹川紀勝)
 5 「韓国併合有効・不当論」を問う(金鳳珍)

III 日韓関係の課題――歴史と法

第七章 歴史意識の問題
 1 歴史意識と日韓関係(池明観)
 2 日本の近現代天皇制に関する法史学的考察(金昌禄)

第八章 日韓関係の問題
 1 一九六五年「韓日条約」に対する法的再検討(金昌禄)
 2 日韓財産請求権問題の再考――脱植民地主義の視角から(太田修)
 3 文化財問題と竹島=独島問題(高崎宗司)
 4 竹島/独島の法的諸問題(ジョン・M・ヴァンダイク)

 あとがき(笹川紀勝)
 編著者・執筆者・訳者紹介

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