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子ども学のまなざし
本体1,900円+税
ISBN 9784750328843
判型・ページ数 A5変・296ページ
出版年月日 2008/12/01

子ども学のまなざし

「育つ力」と「育てる力」の人間科学

「子どもは生物的存在として生まれ、社会的存在として育つ」。自然科学・人文科学を横断し、学際的に子どもをとらえる「子ども学」。子どもに関わるすべての人に子どもへの包括的なまなざしを持ってほしい──小児医学の泰斗がやさしい言葉で語りかける。

 まえがき

序章 チャイルド・サイエンス 子ども学へのいざない
 01 子どもは未来 未来はこころ こころは子育て
 02 子どもは育つ 子どもを育てる
 03 子どもはいくつまでか
 04 子どもは多様である
 05 なぜ「子ども学」なのか

第1章 子どもは「育つ」 成長と発達
 01 「育つ」とはどういうことか
 02 「発育」には5つの原則がある
 03 胎児は生まれてからの準備をしている
 04 身長と体重から見た子どもの成長

第2章 子どもの「生きる力」と「守る力」 生命のしくみ
 01 子どもの脳と生きる力
 02 呼吸・循環生理と生きる力
 03 吸啜・嚥下運動と生きる力
 04 消化機能の発達と生きる力
 05 体温を調節して子どもは生きている
 06 生きている状態に必須の内分泌機能
 07 健康を守るしくみとしての炎症と免疫
 08 免疫の働きをつくるもの
 09 赤ちゃんはどのようにして感染から守られているか
 10 母乳の免疫上の役割
 11 母親からの贈り物 常在細菌叢(常在フローラ)
 12 子どもの健康を守る予防接種
 13 免疫の反応が裏目に出たアレルギー

第3章 心と体のプログラム システム・情報論から
 01 子どもをシステム・情報論でとらえる
 02 人間の営みを支える生命のシステム
 03 脳進化と心と体のプログラム
 04 体のプログラムのしくみ
 05 心のプログラムのしくみ
 06 心と心を結ぶコミュニケーションのプログラム
 07 スーパーシステムとしての子ども

第4章 チャイルド・エコロジー 子どもを取り巻く世界
 01 ネグレクト・愛情剥奪症候群の影響
 02 心と体のプログラムを作動させるもの
 03 子どもを取り巻く4つの生態系
 04 子どもは生活環境から大きな影響を受ける
 05 生態系の5つの生態因子
 06 子ども虐待にどう取り組むか
 07 「よい栄養」と「よい情報」の大切さ
 08 チャイルドケアリング・デザインで子どもに「生きる喜び」を

第5章 子どもを「育てる」 保育・教育の原点としての育児
 01 「ヒト」が「人」に育つには
 02 子育ての原点 親と子の絆
 03 赤ちゃんと母親の母子相互作用
 04 生まれたばかりの赤ちゃんに対する母親の行動
 05 母と子が感じ合う母子相互作用
 06 母子相互作用は組み合わされて効果が出る
 07 母乳哺育と赤ちゃん
 08 母乳哺育と母性の確立
 09 母乳はどのようにつくられるのか
 10 母乳は何からできているか
 11 母乳が出ないとき

第6章 子どもの権利 最善の利益のために
 01 人権の歴史
 02 子どもの権利
 03 子どもの権利条約と日本の子どもの問題

 あとがき

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