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帝国日本の植民地支配と韓国鉄道
本体9,000円+税
ISBN 9784750328805
判型・ページ数 A5・680ページ
出版年月日 2008/11/01

帝国日本の植民地支配と韓国鉄道

1892~1945

日本が植民地期に敷設した鉄道を、朝鮮の人々は近代文明の象徴、差別・葛藤・対立を助長する民族矛盾の仕組みとして受け入れた。学問的研究の乏しい朝鮮鉄道を多様な角度から詳細に分析し、全体像をダイナミックに描き出す朝鮮鉄道史のバイブル。
日本語版への序文
 序文

序章
 1.問題の所在
 2.研究の成果と限界
 3.本書の視角と構成

第1部 日本の韓国鉄道政策と幹線鉄道網の形成

第1章 日本の京釜鉄道掌握と韓国政府の対応(1892~1901)
 1.日本の京釜鉄道敷設権要求と韓国政府の抵抗
 2.京釜鉄道の路線と軌間選定に反映された韓国支配の意志
 3.京釜鉄道株式会社の設立と資本の調達

第2章 韓国の京義鉄道建設運動と日本軍用鉄道の成立(1896~1904)
 1.列強の京義鉄道敷設権をめぐる軋轢と韓国の自力建設運動
 2.日本の京義鉄道掌握攻勢と借款契約の締結
 3.京義鉄道をめぐる日露の対立と日本軍用鉄道の成立

第3章 日本の韓国縦貫鉄道重視政策と幹線鉄道網の拡充(1905~1945)
 1.韓国鉄道支配体制の統一
 2.韓国縦貫鉄道重視政策の骨格
 3.植民地型幹線鉄道網の拡張

第2部 日本の韓国鉄道敷設と韓国人の抵抗運動

第4章 京釜・京義鉄道敷設工事と日韓土建会社の対立(1899~1910)
 1.京釜鉄道の工事発注と韓国の土建会社の請負活動
 2.日本の土建会社の進出と韓国の土建会社の抵抗
 3.京釜鉄道の速成工事と日本軍の京義鉄道敷設工事
 4.日本の土建会社の殺到と日本土建業の発展

第5章 京釜・京義鉄道用地の収用と鉄道沿線住民の抵抗運動(1900~1910)
 1.日本の京釜鉄道用地要求と韓国政府の対応
 2.日本の京義鉄道用地占有と買収契約の締結
 3.京釜鉄道用地の収用実態と補償費の支給状況
 4.京義鉄道用地収用の弊害と沿線住民の抵抗運動

第6章 京釜・京義鉄道役夫の動員と韓国人の反鉄道・反侵略闘争(1901~1910)
 1.鉄道役夫の動員方法と動員実態
 2.鉄道役夫の労働状況と鉄道沿線社会の動揺
 3.韓国人の鉄道攻撃と日本人・親日派の処断
 4.日本軍の弾圧と日韓の対立の深化

第3部 日本の韓国鉄道経営と韓国人の対応

第7章 国有鉄道の運輸営業と物資移動の動向(1905~1945)
 1.輸送施設の改良と輸送能力の向上
 2.運賃政策と運賃率の変遷
 3.運輸実態と営業収支
 4.貨物の産業別構成と列車運行の特性
 5.主要貨物の移動状況

第8章 国有鉄道従事員の雇用構造と韓国人の状況(1905~1945)
 1.従事員数の推移と韓国人・日本人の比率
 2.従事員の職階別構成と韓国人・日本人の分布
 3.従事員の養成と職務訓練
 4.従事員の部署別配置と韓国人・日本人の技術水準

第9章 鉄道沿線の小運送業と韓国業者の動向(1908~1945)
 1.小運送業の出現と分布
 2.小運送業の規模の日韓比較
 3.小運送業合同の推進と業界の対応
 4.朝鮮運送株式会社の設立と業界事情の変化
 5.小運送業の一元的統合と韓国業者の没落

終章
 1.日本支配下における韓国鉄道の歴史的性格
 2.韓国鉄道史研究の課題

 参考文献
 付録(韓国鉄道関係主要グラフ)
 ABSTRACT
 索引
 訳者あとがき

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